4. 「PayPay」…利用可能な店舗数はサービス随一!
「PayPay」は100億円キャンペーンで話題の決済サービス。2018年秋にスタートした後発サービスですが、利用できる店舗数が多く、個人商店にまで拡大しているのが特徴です。アプリをインストールし、新規のPayPayアカウント、もしくは新規のYahoo! JAPAN IDを登録(すでにYahoo! JAPAN IDを持っている場合はログイン)して利用します。
支払い方法は、コード読み取り(QR読み取り/コード表示)のみ。決済方法は、PayPay残高にチャージする前払い、クレジットカードからの引き落とし、ヤフーマネーからの即時払いに対応します。
残高へのチャージは「Yahooウォレットの預金払い用口座に登録されている銀行口座」と「本人認証サービスに登録済みのYahoo! JAPANカード」から行えます(いずれもYahoo! JAPAN IDとの連携が必要です)。
Yahooウォレットに登録できるのは、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など。三菱UFJ銀行はYahooウォレットには登録できますが、PayPay残高へのチャージはできないので注意しましょう。
Yahoo! JAPANカードが対応するのは、Visa、MasterCard、JCB。チャージするには本人認証サービスへの登録が必要です。チャージ上限額は、24時間で2万円、30日間で5万円となっています。さらにPayPayが設定する特定の条件を満たすと「青いバッジ」が付与され、上限額が25万円にまで引き上げられます。
また、クレジットカードからの引き落としに対応するのは、Visa、MasterCardと、Yahoo! JAPANカードに登録されたJCBのみ。本人認証後は支払いの上限額が5千円から5万円/30日間に、青いバッジが付与されると25万円まで引き上げられます。
Yahoo!マネー(ヤフオク!などで支払いに使える電子マネー。銀行口座やコンビニ店頭からチャージ可能)もPayPayの支払いに利用できます。
通常時は、支払い額の0.5%のポイントが付与されます。現在、1000円までの支払いに対して最大20%が還元される「第2弾100億円キャンペーン」を開催中です。
<支払い可能な店舗>
・ローソン
・ファミリーマート
・松屋
・ピザーラ
・ビックカメラ
・H.I.Sなど
その他ドラッグストアや書店、宿泊施設などで利用できます。他にも、個人間の送金機能があります。受け取り用のURLを送ったり、電話番号を指定したりして残高から送金が可能です。
5.「Origami Pay」…シンプルな使い勝手が特徴!
「Origami Pay」はスタートアップ企業のOrigamiが提供するスマホ決済サービス。2016年5月から始まったコード決済の先駆け的存在です。支払い方法はコード読み取り(QR読み取り/コード表示)、決済方法は登録した銀行口座かクレジットカードからの即時引き落としに対応します。
登録できるのは、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行など全国23の銀行。他サービスと比べるとその数は限られています。クレジットカードはVisa、MasterCardのみ登録できます。なお、オンラインストアでの買い物にはAmerican Express、Visa、MasterCard、Diners Club、JCBが使えます。
ポイントプログラムはありませんが、登録したクレジットカードのポイントは貯まります。また、支払い時にすぐ使えるクーポンが配布されます。
<支払い可能な店舗>
・ローソン
・ケンタッキーフライドチキン
・LOFT
・Zoff
・吉野家など
他サービスと比べるとまだ少ないのが現状ですが、2019年度末までに国内約140万か所での利用を目指すとのこと。アプリから近くの利用可能な店舗を検索できます。
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