■アプリに地図をダウンロードしよう
MAPS.MEは、パソコンのブラウザ、またはスマートフォンのアプリ(AppStore、またはPlayストア)で利用できます。今回はiOS 12搭載のiPhone XSで検証してみました。「MAPS.ME」のバージョンは8.6.4です。
まずは、AppStoreから同アプリをインストールします。続いて、アプリを起動し、地図をダウンロード。この時には通信が必要なので、あらかじめ国内でダウンロードを済ませておくのがオススメです。
最初は利用規約とプライバシーポリシーに同意が求められます。中身を確認して問題なければチェックして「次へ」をタップ。
アプリの機能説明画面が続くので、画面の指示通りに「次へ」を何度かタップしましょう。なお、位置情報の利用と通知については許可してください。
これが終わると、地図画面が表示されます。ただし、最初はデータがダウンロードされていないので、取得するエリアを指定してダウンロードを済ませます。
まずは地名で検索。さらにある程度エリアを拡大すると、ダウンロードするかどうか問われます。その状態で「地図をダウンロードする」をタップすればOK。
ダウンロードが終わると、通信無しで地図を確認できます。ナビゲーションも施設の検索もオフラインで使えます。
■対応エリアは広い
Googleマップのオフライン地図と比べると、対応エリアは広いです。国内はもちろん、香港やマカオなどもしっかり表示できました。どんな地域がどこまで表示できるのかは、それぞれ試してみてください。
また、エリアによっては、路線図も表示できます。合わせて覚えておきましょう。
一部の宿泊施設に関しては、オンライン時に限りますが、Booking.comアプリと連携できる場合もありました。
なお、ダウンロードした地図データを削除するときには、下部メニュー右端の中にある「マップをダウンロード」からエリアを左にスワイプして「削除」をタップすればOKです。
■オフラインだけど道案内もできる
MAPS.MEが良いのはオフラインでもナビゲーション機能が使えるところでしょう。
まずは地図上で目的地を指定します。検索してもよし、地図画面をタップしてもよし。その状態で、下部に表示される「~へのルート」をタップします。
続いて、現在地または、ナビゲーションを開始する場所を同様に指定。こちらは「出発地」をタップします。
画面上にルートが表示されるので、移動手段(左から車、徒歩、電車、自転車、タクシー)を選択して、開始を選択。これでナビゲーションが始まります。
注意点としては、現地の法律や標識を最優先にすること。ナビゲーションの内容はあくまでも参考に留めてください。特に国境付近は気をつけるように、とアプリ内に注意書きも表示されました。