災害に備えて知っておくべきiPhoneの2つの設定

1.「メディカルID」を設定する

iPhoneの標準アプリ「ヘルスケア」は、血液型、アレルギーや病気などを登録できる「メディカルID」機能を搭載します。登録内容はロック画面を解除せずに確認できるため、iPhoneの所有者が意識不明の場合でも、周囲の人や医師などが医療情報を確認できます。

さらに、緊急時の連絡先も登録しておけば、ロック画面からすぐに緊急連絡先へ発信できるのもメリットです。

登録は、「ヘルスケア」アプリで行っていきます。画面右下の「メディカルID」を選び、「メディカルIDを作成」をタップしましょう。

▲「ヘルスケア」の「メディカルID」を選択し、「メディカルIDを作成」をタップ

編集内容が表示されます。上部の「ロック中に表示」は、必ずオンにしておきましょう。「生年月日」「アレルギーと反応」「血液型」「使用中の薬」などを登録します。

このときに、「緊急連絡先を追加」から、連絡先とその間柄を追加しましょう。

▲「ロック中に表示」を有効にして、医療情報を登録。「緊急連絡先を追加」をタップすると、iPhoneに登録している連絡先の一覧が表示される。連絡先を選択すると、続けて間柄が選べる

登録内容を確認したら、「完了」をタップして完成です。

 

■メディカルIDをロック画面から確認する

登録した「メディカルID」の内容は、ロック画面からアクセスできます。ロック画面の左下にある「緊急」をタップし、続けて「*メディカルID」をタップ。

▲「緊急」→「*メディカルID」の順にタップする

緊急連絡先に発信するには、電話番号をタップするだけ。非常時には便利ですが、誰でも簡単に医療情報や緊急連絡先を閲覧できるようになることは覚えておいてください。

▲電話番号をタップすると、発信される

【次ページ】緊急SOSで助けを呼ぶ

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