失敗しない「車内清掃」の極意【汚れにくいクルマの作り方③】

【失敗しない車内清掃のコツ】

専用クリーナーとクロスを使って目に見えない汚れもしっかり取り除く

 

■車内に溜まったゴミは定期的に取り除いておく

クルマに乗り続けていると、車内には砂ボコリや花粉、人間の汗や脂、弁当やお菓子の食べこぼし、タバコの煙など、さまざまな汚れが付着する。そのままにしておくと見栄えが悪くなるだけでなく、悪臭やカビの発生の原因となってしまう。面倒だからと放っておかず、定期的に清掃してキレイな車内にしておこう。

車内清掃は、快晴のときにドアをすべて開け、風通しをよくしておくこと。ゴミやホコリのほか、クリーナーに含まれる水分やアルコールを外に出して雑菌の繁殖を防ぐためだ。まずはフロアマットに掃除機をかけ、外で叩いて砂やホコリを落としておく。ブラシを使って水洗いして、日当たりのいい場所で乾燥させるとより清潔になる。

次に布団たたきを使って、シートのホコリを叩き出しておく(レザーシートは傷むので叩かないこと)。そしてコードレスクリーナーでゴミを除去。シートの下、背もたれと座面とのすき間、フロアマットの下など、見落としがちな場所も細いノズルを使用してしっかり掃除しておこう。

ダッシュボードやステアリングホイール、ドアの内側、ウインドウの内側、天井などにも目には見えない汚れが付着しているので、専用のクリーナーとクロスで拭いて汚れを取り除く。

エアコン吹き出しやドリンクホルダー内部、シートとセンターコンソールのすき間なども忘れないようにチェックしておこう。

 

【大小のゴミ・ホコリ取り道具】

クリーナやクロスを車内に常備しておけば、気になったときにいつでも掃除ができる。

▼ゴミ取りの能力はもちろん使いやすさやデザインも大事

VOLCANO
「VC350 コードレスハンディクリーナー」(5398円)

円筒形のスタイリッシュなデザイン。中央は凹んでいて持ちやすく、前後バランスもいいため腕に負担がかかりにくい。4時間充電で約20分使用でき、高い吸引力で車内のゴミを吸い取る。4種類のノズルアタッチメントを交換すれば、車内のさまざまな場所を掃除しやすい。

持ち運びしやすいキャリーバッグも同梱。

 

▼ナビ画面や狭い場所のホコリを取り除ける

エレコム
「除電クリーニングブラシ(回転タイプ)KBR-013AS」(実勢価格:950円前後)

柔らかい毛と硬い毛の2種類を装備。柔らかい毛は帯電防止繊維入りで、カーナビの画面などを拭くと、ホコリと同時に表面の静電気も除去。その後、ホコリが付きにくくなる。

▲柄の反対方向を回すと、硬い毛が伸びており、エアコン吹き出し口など、狭い場所の掃除がしやすい

 

▼ティッシュのように必要なときすぐ使える

オートバックス
「ティッシュのように使える マイクロファイバークロス」(322円)

マイクロファイバークロス12枚がボックスティッシュのような箱に入っており、保管や取り出しがしやすい。クロス生地なので、洗えば繰り返し使うこともできる。

▲ダッシュボードやエアコン吹き出し口などに付いた、手アカやホコリなどを拭き取れる

▲ボディやヘッドライトなどに付いた泥汚れなども、サッと拭き取れる

【次ページ】ゴミやホコリ以外の汚れも落として綺麗な車内に

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