3. メインポールと張り綱をセット
メインポールをタープのグロメット(はと目)に挿して、その上から張り綱を2本(二又の場合は1本)を引っかけます。張り綱を2重の輪にしておくと、耐風性が高くなります。
上の写真のようにタープを上にすると、風で浮き上がることがあるのでやめましょう。
ポールを中心にして張り綱をそれぞれ45度程度になるよう伸ばします。メインポールの先端くらいがペグの位置となります。
ペグを地面に差します。最初は張り綱をはずした状態でペグハンマーを使うと、空振りしても張り綱を叩くことはなく、張り綱へのダメージはありません。
最後に張り綱を引っかけて、ペグの頭までしっかり打ち込みましょう。
4. ポールを立ち上げる
2本のメインポールを立ち上げます。片側のメインポールを立ち上げたら、タープ本体を引っ張るようにしてもう片方を立ち上げ、張り綱を調整すると簡単にできます。
この時点でタープの稜線をまっすぐに張るものと、少しゆるめて弧を描くほうがいいものがあるので、手持ちのタープの説明書を確認してください。
ほかの4本の張り綱を結び、ペグで地面に固定します。タープの中心からまっすぐ張り綱を伸ばすと、シワのない機能的なタープとなります。
時間がたつと張り綱がゆるむので、自在金具を使ってその都度ガッチリ張ります。シワが生じたら、対角方向の張り綱をピンと張るとシワが消えますよ。
完成です!
日差しをやわらげ、また、雨からも守ってくれる貴重なリビングとなりました。
写真は両側を張り綱で下ろしていますが、サブポールを使って高く持ち上げると開放的な空間になります。反対に、メインポールを低くしてサイドを地面にくっつければ冷たい風を防いでくれます。
天候に応じてアレンジできるのも、タープの魅力ですね!
* * *
頼りなげに見えるタープですが、きちんと地面に固定できれば砂埃が立つくらいの風(風速7m/s程度)には耐えられます。
ただし、たとえ風速7m/s程度であっても。最大瞬間風速が10m/sに達する場合があります。そうなるとペグが抜け、ポールやペグが飛んで危険なので、風が強い日は早めに撤収することもお忘れなく!
<使用したタープ>
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(取材・文/大森弘恵 写真/田中一矢)
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