張り綱をテントやタープにつけたままでは、湿気が乾ききりません。晴れた日であればつけたまま収納してもまず問題ないですが、できれば取り外し、よく乾燥させて保管しましょう。
また、ザックリと結んでもいいのですが、結び目が邪魔にならないようクルクルと巻き付けておくと、ほどくのがラクになります。
やり方は簡単。親指と小指の幅で張り綱を巻きます。ほどいた時にからまりにくくするために、長い張り綱は8の字にしてもいいですね。
張り綱の端っこをクルクルと巻き付け、最後の輪に通して引っ張ります。たったこれだけです。
2. タープの片付け
メインポールだけにしたら、裏も表もしっかり乾かします。ぞうきんで水分を拭き取ると、短時間で乾燥できます。
半分に折り、地面に広げます。
両端の飛び出した部分をたたみ、長方形を作ります。
中心に向かって両側からたたみます。ひとりでもできますが、長さがあるのでタープ稜線部分と裾に分かれて2人で持つと、きれいにたためます。
収納袋に入れたポールを芯にしてタープを巻きます。
あれば、ベルトやヒモでまとめておくとピッチリたたんだまま収納袋に入れられます。
ペグやハンマー、張り綱とともに収納袋に入れてタープの撤収完了。
3. 最後にテーブルを片付けます
テントやタープの張り綱、ペグはうっかり地面に置き忘れて帰ってしまうことがままあります。そんなときに役立つのが、テーブル。ベンチやチェアをちょい置きスペースとしてもいいのですが、汚れたペグや張り綱によってファブリックが汚れるとケアが大変。その点テーブルなら多少汚れても拭き取るだけでいいので、ちょい置き用の台として最適なんですね。
ぞうきん、バケツなどとともに、ペグ、張り綱、収納袋などをテーブルにまとめておきます。テントやタープの片付けが終わったら、こうした小物とテーブルを片付けてキャンプサイトの撤収は完了です。
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(取材・文/大森弘恵 写真/田中一矢)
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