1. 米と水は1:1〜1.2
米と水を計ります。通常、水は米の1.2倍と言われていますが、新米など水分量が多い米なら水は1.1倍、無洗米は洗米不要で洗米時の吸水がないので水は1.25〜1.3倍が目安です。
鍋に米を入れ、中指の第一関節まで水を注ぐという方法もありますが、できればシェラカップなどを使って計量するほうがおいしく炊けますよ。
ダッチオーブンなど重いふたで水分をしっかり閉じ込めておける鍋であれば米と水は同量でもOK。
ただし、この場合も無洗米なら少し水分量を多めにするのがポイントです。
いずれにせよ、好みの硬さは人それぞれ異なりますし、米の銘柄や季節によって含まれている水分量が変わるので、上記の割合をベースに試してください。
2. 浸漬60分以上!
60分以上、できれば100分ほど浸漬させ、米にしっかり吸水させます。米の表面を平らにしたら、火にかけます!
3. 中火10分→弱火15分→強火10秒
バーナーによりますが、沸騰までに10分ほどかける火加減(中火)がベストです。
沸騰したら弱火にして15分、ふたが浮き上がらないように注意しながら加熱。15分たって、パチパチという音になったらサッと強火にかけて最後に残った水分を飛ばします。
4. 10〜15分蒸らして完成
火を止めてふたをしたまま10〜15分蒸らすことで、べたつきのないふっくらごはんのできあがり!
* * *
メスティンなど細長い鍋や、シングルバーナーに大きめの鍋を置くような場合は、クッカー内に熱が均一にまわらない場合があります。風上に風よけをセットするなど工夫が必要です。
*缶を直結させるガスバーナーの場合、鉄鍋を使うとガス缶に熱が伝わる危険があります。鉄鍋でごはんを炊く場合は、分離型バーナーを使うようにしてください。
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(取材・文/大森弘恵 写真/田中一矢)
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