いつもの夜景を別世界に!不思議なイメージで撮る3つのコツ

いつもの夜景を別世界に撮ってみる

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撮り方によっては、いつもと違う不思議な夜景も撮れます

  1. 夜景を撮るなら、三脚があれば理想。なければベンチなどに置いてセルフタイマー
  2. 撮影モードは「オート」ではなく「M=マニュアル」「A=絞り優先」で
  3. 「WB=ホワイトバランス」を変えるとより効果的

 

■コツ1:セルフタイマーを活用

 

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絞りF11で撮影。車の光が流れるように撮れます。F16にすればもっと流れるように、F8にすれば逆に光の流れが少し短くなるので試してみて。気に入る一枚が撮れたらOK!

 

一眼カメラがオススメですが、コンパクトカメラでも構いません。ただ、オートでしか撮れないカメラだと、カメラ内にある「夜景モード」を使うしかありません。

その時もコツ1を実践してみてください。塀やベンチなど、街中にあるものを利用してセルフタイマーを使うこと。手ブレを抑えることができます。

 

■コツ2 一眼カメラなら「A:絞り優先」「M:マニュアル」にトライ!

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Mマニュアルで撮影。絞りF8、シャッタースピードは1秒に設定。照明がより明るく、くっきり写りました。シャッタースピードを0.5秒、1.5秒、2秒と変えるだけで明るさが変わります

 

「AUTO」でも普段ならキレイに撮れますが、夜景ならひと工夫を。「M:マニュアル」「A:絞り優先」で撮ってみましょう。理想は「M」で自分で絞りやシャッタースピードを選ぶことですが、難しければ「A」から。

 

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ダイヤルにある「M」「A」で撮影してみよう

 

ダイヤルを「A」ポジションにして、さらに右側にあるダイヤルの、液晶側のダイヤルを回すと「F値=カメラの絞り」が変わります(カメラによってダイヤルは異なります)。

ちなみに、OM-D E-M10 MarkIIでは……
[M]設定時:フロントダイヤルを動かすとF値が変わり、リアダイヤルはシャッタースピードが変わります。
[A]設定時:フロントダイヤルを動かすと露出が変わり、リアダイヤルはF値が変わります。

夜景だと「F値=11か16」が目安です。手持ちで撮ると必ずブレます。なので、三脚がなければベンチ等に置いて撮影、というワケです。

絞り、絞り優先とは?コチラを参考に。

 

■コツ3 ホワイトバランスで遊ぶ!

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モニターを見ながらホワイトバランスを変えて撮影してみました

 

ホワイトバランスってなに? 太陽や日陰、蛍光灯、イルミネーションなど光りの色が違いますよね? これを正しい色で撮影するために必要な設定なのですが、普通は「オート」で撮影している人がほとんど。

 

_MG_3523 のコピー

OM-D E-M10 MarkIIでは、OKボタンを押すと液晶画面に設定一覧画面が出て、ホワイトバランスを変更することができます

 

カメラの裏側右手に、十字ダイヤルやMENU、INFOのボタンがあります。カメラによって違いますが、ここで「WB=ホワイトバランス」を操作できる機種がほとんど。まずはいじってみること! 撮影したシーンが事前にモニターで見ることができるから、幻想的なシーンが撮れますよ。

 

 

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アートフィルターを使っても楽しいですが、ホワイトバランスでも遊べます

 

ホワイトバランスとは? コチラを参考に。

 

エントリークラスのカメラ、キットレンズでも、工夫しだいでキレイな写真は撮れるんです。せっかくのシーン、思い出をいい写真で残しましょう!

 

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使用したカメラ:ミラーレス一眼
【オリンパス OM-D E-M10 Mark Ⅱ】

14-42EZレンズキット 実勢価格9万640円
EZダブルズームキット 実勢価格10万2750円
サイズ:W119.5×H83.1×D46.7mm(突起物含まず)
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk2/index.html

 

(文/&GP編集部 写真/村上昌也)

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