いつもの夜景を別世界に撮ってみる
- 夜景を撮るなら、三脚があれば理想。なければベンチなどに置いてセルフタイマー
- 撮影モードは「オート」ではなく「M=マニュアル」「A=絞り優先」で
- 「WB=ホワイトバランス」を変えるとより効果的
■コツ1:セルフタイマーを活用
一眼カメラがオススメですが、コンパクトカメラでも構いません。ただ、オートでしか撮れないカメラだと、カメラ内にある「夜景モード」を使うしかありません。
その時もコツ1を実践してみてください。塀やベンチなど、街中にあるものを利用してセルフタイマーを使うこと。手ブレを抑えることができます。
■コツ2 一眼カメラなら「A:絞り優先」「M:マニュアル」にトライ!
「AUTO」でも普段ならキレイに撮れますが、夜景ならひと工夫を。「M:マニュアル」「A:絞り優先」で撮ってみましょう。理想は「M」で自分で絞りやシャッタースピードを選ぶことですが、難しければ「A」から。
ダイヤルを「A」ポジションにして、さらに右側にあるダイヤルの、液晶側のダイヤルを回すと「F値=カメラの絞り」が変わります(カメラによってダイヤルは異なります)。
ちなみに、OM-D E-M10 MarkIIでは……
[M]設定時:フロントダイヤルを動かすとF値が変わり、リアダイヤルはシャッタースピードが変わります。
[A]設定時:フロントダイヤルを動かすと露出が変わり、リアダイヤルはF値が変わります。
夜景だと「F値=11か16」が目安です。手持ちで撮ると必ずブレます。なので、三脚がなければベンチ等に置いて撮影、というワケです。
絞り、絞り優先とは?コチラを参考に。
■コツ3 ホワイトバランスで遊ぶ!
ホワイトバランスってなに? 太陽や日陰、蛍光灯、イルミネーションなど光りの色が違いますよね? これを正しい色で撮影するために必要な設定なのですが、普通は「オート」で撮影している人がほとんど。
カメラの裏側右手に、十字ダイヤルやMENU、INFOのボタンがあります。カメラによって違いますが、ここで「WB=ホワイトバランス」を操作できる機種がほとんど。まずはいじってみること! 撮影したシーンが事前にモニターで見ることができるから、幻想的なシーンが撮れますよ。
ホワイトバランスとは? コチラを参考に。
エントリークラスのカメラ、キットレンズでも、工夫しだいでキレイな写真は撮れるんです。せっかくのシーン、思い出をいい写真で残しましょう!
使用したカメラ:ミラーレス一眼
【オリンパス OM-D E-M10 Mark Ⅱ】
14-42EZレンズキット 実勢価格9万640円
EZダブルズームキット 実勢価格10万2750円
サイズ:W119.5×H83.1×D46.7mm(突起物含まず)
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/em10mk2/index.html
(文/&GP編集部 写真/村上昌也)
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