ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマ「スペシャリテ2016」
チョコレートに抹茶やゆずなどの和素材を使うことは、ヨーロッパのショコラティエにの間で盛り上がりを見せています。
本家である日本人ショコラティエでは、ミュゼ・ドゥ・ショコラ テオブロマのゴマ、ワサビ、抹茶、シソなどの和素材を使ったチョコレート「スペシャリテ2016」(4個入り1944円)は試してみたいところ。
「カカオと和」をテーマにした自信作は、パリのサロン・デュ・ショコラでもショコラ愛好家クラブによる評価・格付けでC.C.C.外国人賞を獲得したそうです。
ショコラトリー ライヤ「タブレット・ショコラ」
収穫したカカオ豆の焙煎から、タブレットになるまでを一貫して手がける「Bean to Bar」を掲げるブランドが世界中で盛り上がりを見せています。
サロン・デュ・ショコラはまだ日本に上陸していないブランドも多く出店していますが、Bean To Barブランドでは「ショコラトリー ライヤ」は今回日本初登場。スペイン・バスク地方にある同店のショコラティエ、カズナーヴ氏は「カカオ75%がタブレットとして最もおいしく食べられる黄金比」と考えているとか。「タブレットショコラ ブラジル」(1080円)を食べて確認してみたいですね。
フレデリック・カッセル「ミルフイユ・フィンガーイランカ 」
日本に店舗があるブランドのここでしか買えないケーキも要チェック。チョコレート尽くしで構成したのが、バニラをたっぷり使った「ミルフイユ・ヴァニーユ」が定番人気のフレデリック・カッセルによる「ミルフイユ・フィンガーイランカ 」(648円)は、今回だけの限定品。
ベリーのような酸味を感じるヴァローナ社の「イランカ」というチョコレートを使った4層仕立てのミルフィーユ。一番上の繊細な薄さのチョコレートにはゲランドの塩のアクセントが。
ジャン=ポール・エヴァン「エクスキ モモ」
サロン・デュ・ショコラでは、イートインできるチョコレートメニューも盛りだくさん。こちらも会場限定のメニューがたくさんあるので、デザートだけどお腹をすかせていくのが吉です。
ジャン=ポール・エヴァンからはフランス・パリの北マレ地区にあるショコラバーでのみ販売しているアイスバー「エクスキ モモ」がプチサイズになって日本に初登場。バニラアイスを3つの産地のカカオをセレクトして作った特製のショコラソースでコーティングしたアイスバーは、2本で1080円です。
サロン・デュ・ショコラは1月31日(日)まで、新宿NSビルにて開催中です。初日より入場制限がかかる時間帯もあるなど、例年以上の盛況となっており、早くも完売する商品も出ています。
今回ご紹介したものも、その可能性大。19カ国・約100ブランドが出店するパリ生まれのチョコレートの祭典の本質は訪れてこそわかるはず。会場内で販売されている一部商品は、ジェイアール京都伊勢丹、岩田屋本店など、全国の「サロン・デュ・ショコラ」開催地でも販売されます。
サロン・デュ・ショコラ http://www.salon-du-chocolat.jp/
※価格はいずれも税別。
(文/北本祐子)
- 1
- 2