■「口座に振込」を選択すればOK
LINE Payアプリを起動したら、右端の「・・・」タブを選択し、「送金」メニューから「口座に振込」欄の送金を選択します。口座番号を使うか、あるいはSMS・Eメールを入力する2通りの手順があります。
■相手の口座番号が分かる場合
振込先の情報を把握している場合には、自ら口座情報を入力して、振り込みを行えます。口座情報を入力した後は、金額を設定し、本人認証(LINE Payに登録した6桁のパスコードや生体認証など)を済ますだけです。
なお、送金履歴は最大20件まで表示されるので、定期的に同じ相手への送金を行う場合には、履歴から選択することで時短になります。
■相手の口座番号がわからない場合
LINEで繋がっていない知人に送金したい場合には、振込先の情報がわからないということもあるでしょう。その場合には、電話番号やEメールアドレスを使って、送金できます。
流れとしては、
(1)送り手が、SMSやEメールで本人確認用のURLを送信
(2)受け手が、そのURLから振込先の口座番号などを設定
まず、送り手は、「口座に振込」画面で、「SMS・Eメール」を選択し、相手の名前(全角カナ)と、自身の名前(全角カナ)などを入力。その後、金額を指定して、認証を行います。
受け手は、SMSやEメールでURLが届くので、そこにアクセス。本人認証を行い、振込金額を受け取るための口座を指定します。
送り手側から見ると便利そうですが、上記のように受け手の視点では、SMSなどで無言でURLが送られてくるだけだと怪しいスパムにも見えそうです。LINE Payで銀行振り込みができると知らない人の場合、戸惑うこと間違いありません。
必ず、EmailやFacebookメッセンジャー、電話など手段は問いませんが、「LINE Payから口座振り込みを行うのでURLが届くよ」という一言を、送金の直前・直後にお送っておくのが良いでしょう。
なお、リンクの有効期間は送り手から通知を受け取った当日を含み7日間。万が一、有効期限が切れた際は振込金額を受け取ることができず、送り手の残高に返金されます。
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そもそも銀行振込機能を利用するには、LINE Payで本人確認を済ませておく必要があります。また、振込時に明細が発行されないことや、LINEで繋がっている人に小額を送るだけならLINE Payで個人間送金機能を使う方が、手数料もかからず手軽に利用できることなどにも、留意しておきましょう。
銀行が提供するアプリを使いこなして、インターネットバンキングを使いこなすのは、なかなか敷居も高いものです。一方、LINE Payからの振り込みは、LINE Payをすでに使っている人なら簡単に行えて、手数料も安い。さまざまな場面で重宝しそうです。
>> [連載]〇〇Payの選び方
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
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