「さあ、ついにお楽しみのウッドデッキの床板張りですよ」
日曜大工で作るウッドデッキ。その最大の楽しみが床板であるデッキ材の施工だろう。
ウッドデッキの顔ともいえるデッキ表面。使用する材木でその雰囲気がだいぶ変わる。完成した姿を想像しながら、使用する材を吟味しよう。
「幅が広い材を使うと重厚感があってカッコいいな」
「でも編集長、幅広の材は高いですよ。あんまり予算はないんですよね」
「ううむ、やはりここは定番の2x4材か」
「細い材がたくさん並ぶと、少し安っぽく見えるのが難点ですね。でも定番だけあって安いですし、腐食してもその場所だけの張替えが簡単ですよ」
ということで、編集長の家のウッドデッキは2x4材に決定。2x4材のメリットは価格だけではない。非常に使いやすくDIY用途での流通量が多いので、数を揃える必要があるウッドデッキでも、購入が非常に楽なのだ。
「よし材料も揃ったし、ネジで足回りに固定していけばいいんだよな?」
「そうですよ。でもその前にデッキ表面に表と裏どちらを使うか決めてください」
「表と裏ってなんだよ。材木に表裏があるのか?」
「あるんですねー、これが」
「!?」
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