具体的には、クレジットカードが6ブランド、電子マネーが4ブランド、スマホ決済が11ブランドに対応。下記に列挙したものを見ていたければ、大抵の人が利用しているサービスがカバーされているのではないでしょうか。
<クレジットカード(非接触対応を含む)>
・VISA
・Mastercard
・JCB
・AMERICAN EXPRESS
・Diners Club
・銀聯カード(UnionPay)
<電子マネー>
・交通系電子マネー
・iD
・WAON
・QUICPay+
<スマホ決済>
・ゆうちょPay
・Amazon Pay
・au PAY
・d払い
・LINE Pay
・メルペイ
・Origami Pay
・PayPay
・楽天ペイ
・ALIPAY
・WeChat Pay
■キャッシュレス決済できるサービスとできないサービス
ただし、郵便局は複数のサービスを提供しており、上に挙げたキャッシュレス決済が利用できるサービスと、利用できないサービスがあります。郵便の発送や、切手を購入する場合はOKでも、印紙はNGなど細かい注意点もあるので、利用時には気をつけましょう。
<キャッシュレス決済が使えるもの>
・郵便料金または荷物運賃(ゆうパック、ゆうメールなど)
・切手(1回の取引の上限額は10万円)
・はがき、レターパックなどの販売
・カタログ、店頭商品などの物販
<キャッシュレス決済が使えないもの>
・印紙
・宝くじ
・代金引換郵便物等の引換金
・税付郵便物の関税
・地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)
* * *
郵便局がキャッシュレス決済の導入に踏み切った背景には、利用者の利便性を向上する他にも、訪日観光客の増加に向けた対応が挙げられます。
なお、2月時点ではまだ限定的ですが、2020年5月にさらに対応を広げて計8500の郵便局でキャッシュレス決済に対応する予定。現時点で対応店舗が近くにないという人も、今春からは使えるようになるかもしれませんよ。生活圏内の郵便局が対応しているのかどうか、チェックしておきましょう。
>> [連載]〇〇Payの選び方
[関連記事]
“少しだけキャッシュレス”な人にピッタリな小さめ財布5選
自販機でもPayPayやLINE Payがお得!アプリで飲み物がタダになるって知ってた?
いまいち分かりづらい「スマホ決済」の基本と主な5サービスを比較&解説!
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。
- 1
- 2