ポリカーボネイト製の波板を張ってついに完成!【DIYでウッドデッキ自作顛末記⑨】

「ところで編集長、屋根の仕上げは何を使うつもりなんです?」

「屋根といえば、瓦のほかに何があるんだ?」

周囲の家をパッと見渡せば、色も材質もさまざまな屋根が多数ある。しかし日本で一番多いのはやはり瓦屋根だろう。瓦は耐久性も高く断熱性能も良い、とても優れた屋根材なのだ。もっとも、日曜大工で屋根工事をするとなると話は別だ。

「DIYで瓦屋根はまず無理です。いろいろありますが、簡単なのは波板トタンかアスファルトシングルですね」

波板トタンは、説明する必要はないだろう。お馴染みのあの金属製の青い波板である。アスファルトシングルは、ガラス繊維のベースにアスファルトを浸透させ、細かい砂粒でコーティングされている。柔らかくて軽いので日曜大工でも扱いやすく、DIYで人気の屋根材だ。

「どちらも、初心者でも簡単に施工できますよ」

「それ、どっちも日光を通さないんだよな」

「そりゃそうですね」

「せっかく開放的なウッドデッキなんだから、暗くなるのは嫌だな」

「それなら透明な波板がいいんじゃないですか?」

「あれ、なんか安っぽくないか?」

【次ページ】屋根はポリカーボネイト製波板に決定

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