■本煮込みを待つ間は蒸し鶏と枝豆とハイボール
本煮込みの前に内釜についた油も軽く洗っておくと、より臭みの少ない出来上がりになります。下茹でしたモツはネギも生姜も全部を内釜に戻します。残りの<B>の食材たちを投入。ここで忘れちゃいけないのは「混ぜ技ユニット」の設置。これをしておくと自動でかき混ぜてくれるので、途中で中を覗く必要がなくなります。
本煮込みのセットが完了したらお待ちかねの前菜。枝豆と蒸し鶏にはゴマだれと柚子胡椒それにハイボールで晩酌開始。蒸し鶏が柔らかくてジューシーでめっちゃうまい! ゴマだれの甘じょっぱさと柚子胡椒の辛さでハイボールが進む進む。
枝豆は7分だとちょっと柔らかすぎたので、硬いの好きな人は途中で抜いても。ちょっとスマホ触りながら、気ままに洗い物をしていたらあっという間に「できましたよ」の合図が...。
■ついに完成!柔らかくて嫌な臭みもなくて自分好みの味
蓋を開けてみるとしっかりと煮込まれた色をした食材たちが。はやる気持ちを抑えて日本酒をついで、薬味を揃えてモツ煮を盛り付け準備万端に。ここで、ゆで卵を投入してお代わりまで少し染み込ませます。
味が濃かったりしたら水を足して少し延長。延長はそのままできちゃうので簡単です。薄い場合は煮詰めるというメニューに戻って再調理しましょう。
ものすごく柔らかくちょっと歯ごたえもあっていい感じ。人参や大根、こんにゃくは2日目みたいな味の染み込み方。鷹の爪の絡みもあって、ちょっとピリ辛な赤味噌ベースのモツ煮はさっぱりした日本酒と最高に相性がいいんです。ラベルの裏を見ると、“ぬる燗”もおすすめみたいなんで、今度試してみたいですね。
■“シメ”の一品はモツカレー
余った具材に水を少しとカレーのルーを入れるだけ。あとは10分ほど延長ボタンを。そうすれば無水調理のまま自動で混ざるので、カレーでも焦げ付きません。赤味噌のコクもあって、かなりうまい和テイストのモツカレー。蕎麦屋さんで出てくるようなカレーライスでシメ。もう、お腹いっぱいで満足すぎるフルコースです。
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赤提灯のモツ煮が食べたいという思いでホットクックに挑戦してみたら、前菜からシメまで楽しめました。しかも全て自分好みの味という最高な時間。他にもたくさんのメニューが載っていたので、これを機に魚の煮物など普段は手を出しずらいものも挑戦してみたいですね。
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取材・文/宇田川雄一
宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、2008年アシスタントを経てフリーになる。モノ誌やWEB媒体を中心に広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルが得意で、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングをしてきた経験を生かした執筆も行う。