錆びにくく、切れ味バツグン!魚をさばくなら「骨スキ包丁」から始めよう

■モリブデンの骨スキ包丁15cmを試してみた!

ちなみに筆者の場合、歴代で鋼の出刃を3本所有していて、魚のサイズに合わせて使い分けていました。研ぐのは、ややサボりがちでした。

今回、秋山さんの骨スキ包丁15cmを触らせてもらったら、とても使い心地がよさそうだったので、まったく同じものをAmazonで購入。早速30cmほどの大アジ相手に使ってみました。

ちょうどよい柄の太さ&形状で、力が入りやすく握りこんだ時の心地も上々。買ったばかりなので切れ味抜群なのは当然でしたが、それから何度か使っても切れ味が持続。洗って吹き上げて雑に乾かしてるだけですが、まったく錆びる気配もありません。

なんといっても取り回しが抜群にいい! このサイズくらいなら、なんなく刺身までいけました。本当に50cmくらいまでの魚であれば一本で勝負できそうです。買っててよかった骨スキ15cm!

*  *  *

結論:「15㎝骨スキ包丁」があれば、家庭でも立派で美しい釣魚の刺身がつくれる!

すべての包丁をステン系に変えてからというもの、あんまり砥石を使ってません。やっぱり家庭では錆びにくい素材がメンテしやすく、断然おすすめですね。

まずは15cmの骨スキ包丁を1本買ってみてください。出刃にもなるし刺身も切れて、普通の家庭用包丁としても使いやすく、クセになる使い心地です。

また大き目のサクを釣って(買って…)刺身をつくることが多いようであれば、ぜひ銀三の「先丸蛸引」というワンランク上の刺身包丁をおすすめ。これはこれでスパッとしたキレイな切り口の刺身が素人でも簡単に作れるのですが、また別の機会にでもご紹介します!

 


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取材・文/ナオ・サクライ

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