■位置を決めてベースをマスキング
まずは展示ケースのベースに船の位置を決めてマスキングしておきます。縁の部分もモデリングペーストが付かないようにマスキングしておきます。
■粗面を作る
マスキングが完了したら、モデリングペーストをベースに薄くヘラを使い伸ばして(厚さ0.5ミリ~1ミリ程度、ケーキにクリームを塗るイメージ)、ベース全体に塗布して素面を作ります。
ボックスアートなどを参考に、1/700スケールということを意識しながらヘラやプラ板で塗布した表面全体に波をイメージした凹凸をつけていきます。艦首部分は、波が左右に広がっているようなイメージで描いていきます。ちなみに、凪の海を表現したいのであれば波はつけません。逆に、モデリングペースト厚めに塗布してうねりをつければ荒海も表現できます。
■下色の青を塗装
モデリングペーストが完全に乾燥したら(2~3時間必要)、下色となる青を塗装します。特に決まった色があるワケではなく、エンタープライズが活躍したのは太平洋なので明るめの青、今回はタミヤ缶スプレーの「TS-44ブリリアントブルー」を塗装しています。
さらに単調な仕上がりにならないように、ベースのブリリアントブルーの上に、色味の濃いブルー(タミヤラッカー塗料「LP-6ピュアブルー」を使用)でランダムなムラを描いていきます。