最新&便利アイテム「マッサージガン」で腰痛&肩こりセルフケア4選

■当てて動かすだけの簡単操作で全身ケア!

さぁ、気を取り直して(笑)、今回は知る人ぞ知るマッサージガンの「セラガン」です。凝っている部位に当てることで振動させ、血流を促進させる効果があります。アタッチメントも豊富で、手軽にマッサージできますよ。

▲使用ツールは「セラガン」(3万8500円)/アメリカのセラボディというウェルネスブランドが開発したマッサージガン。日本でも今年になり販売開始されたばかりの最新のボディケア用品だ。使用方法が簡単で、お手軽にケアできることから多くのアスリートなども使用している。

<肩こりセルフケア2選>

▼肩こりセルフケア①「胸の上部をほぐす」

セラガンは1秒あたり数十回振動して、筋肉にアプローチしていきます。まず鎖骨の下から胸の上部の筋肉をほぐしていくことで、肩こりを解消していきます。

・セラガンを胸と肩の境目に当てる
・鎖骨の下を這わせるように動かしていく
・張りを感じる箇所では少し停止させる
・胸の上部を中心にほぐしていく
・1箇所で止めすぎないように注意する

胸の筋肉をほぐすことで、前に引っ張られていた肩のポジションを正すことができます。痛気持ち良い感覚を意識しながらほぐしていきましょう。

▼肩こりセルフケア②「首の筋肉へのアプローチ」

首の筋肉は長時間のデスクワークやスマホ使用により、過度な負荷がかかっています。そのため筋肉も固まり、肩こりの原因のひとつになってしまいます。

・セラガンを首、肩の付け根に当てる
・首の筋肉に這わせるようにセラガンを動かしていく
・張り、固さのあるところで止める
・後頭部との境目あたりまでほぐす
・ゆっくりと動かしスタート地点まで戻す
・この動作を繰り返す

セラガンを使って首の筋肉の緊張を取り、肩こり解消に繋げていきましょう。リラックスしてゆっくり呼吸し、息を止めないように注意します。

「おおお、これは結構ブルブルきますね。特に鎖骨のところをやると、たしかに肩回しが少しスッキリした気がします」(編集)

「はい、ただ注意点として、ひとつの部位で止めすぎないようにしてくださいね」(吉見)

<腰痛セルフケア2選>

▼腰痛セルフケア①「太腿外側の張りを取る」

太腿外側の張りは股関節のポジションに影響を与えやすいため、結果的に腰痛を引き起こす原因になりかねません。ここにセラガンを当てることで、張りを解消していきます。

・太腿外側、付け根辺りにセラガンを当てる
・太腿外側を膝辺りまで這わせるように動かしていく
・張りが強い箇所では少し停止させる
・数回往復させる
・逆脚も同様に行う
・リラックスして呼吸はゆっくり止めないように注意する

痛みが強く出てしまう方も少なくありませんが、無理のない範囲でしっかりほぐしていきましょう。気持ち良い程度で終わるように意識してください。

「この前、整体師から股関節まわりが硬いって言われたのでちょうどいいですね~」(編集)

▼腰痛セルフケア②「お尻全体をほぐす」

世界の基準から見ても、日本人は「座りすぎ」といわれています。テレワークで通勤時間が減っているので、座っている時間の割合がより高くなっている人も多いことでしょう。凝り固まったお尻もセラガンでほぐしていきましょう。

・お尻の高い位置にセラガンを当てる
・お尻全体をほぐしていくようにゆっくり動かしていく
・張りを感じたら少しその場で止める
・少し痛さを感じるぐらい張っている箇所をメインにほぐす
・逆側も同様に行う
・リラックスして呼吸はゆっくり止めないように注意する

お尻の筋肉は股関節と大変密接な関係で繋がっています。長時間の座り姿勢で、お尻の筋肉も固まってしまいますので、しっかりほぐし腰痛ケアを行っていきましょう。

「これは自分で体を動かさなくていいから楽チン!」(編集)

「そうですね、まあ手軽なのでゆっくりストレッチをやる暇がない多忙な方にはオススメです。まだまだ新しいアイテムではありますが、セルフケアには打って付けのアイテムになります。またペアで行うとさらに幅広く使用することが可能となりますので、テレワークやリモートワークの方にはもちろん、普段トレーニングなどをされている方にもおすすめのセルフケアアイテムといえるでしょう。

>> 連載「MONO TRAINING<モノトレ>」

<文/吉見明浩>

吉見明浩|元ラグビー選手。現在、パーソナルトレーナー都内スポーツクラブを中心に活動中。ダイエットやボディメイクを得意とする。You Tube「ヨシトレチャンネル」

 

 

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