iPadの使い勝手をグッとUPさせるマウスの設定|iPad Hacks

【iPad Hacks_28】

iPadの操作を少しでも効率化したいなら、周辺機器の活用は欠かせません。なかでも、左右のクリックやスクロールホイール以外に「ショートカット操作」を割り当てられるマウス、いわゆる「多ボタンマウス」は便利な存在です。本稿では、iPadをさまざまなショートカット操作を、多ボタンマウスの操作で実現する方法を紹介しましょう。

 

■基本の設定手順

まず、多ボタンマウスにショートカット操作を割り当てるための設定手順を解説します。

「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」を選びます。次画面で「AssistiveTouch」のスイッチをオンにしましょう。

iPad手順画面

▲「アクセシビリティ」→「タッチ」を選択

iPad手順画面

▲「AssistiveTouch」をタップ

iPad手順画面

▲「AssistiveTouch」をオン

続いて、同画面の「ポインティングデバイス」欄にある「デバイス」をタップします。次画面には、接続中のデバイスが表示されるので、あらかじめBluetoothで接続しておいたワイヤレスマウスを選択しましょう。

iPad手順画面

▲「デバイス」をタップ

iPad手順画面

▲接続しているワイヤレスマウスを選択

青字で表示された「追加のボタンをカスタマイズ…」というボタンをタップすると、「ボタンをカスタマイズ」というポップアップが表示されます。

iPad手順画面

▲「追加のボタンをカスタマイズ…」をタップ

iPad手順画面

▲「ボタンをカスタマイズ」のポップアップを確認

この状態になったら、一度iPad上の操作から離れ、マウス側のボタンを操作します。実際にショートカット操作を割り当てたいマウスのボタンを押しましょう。

iPad手順画面

▲機能を割り当てたいボタンを押す

操作がうまくいくと、iPadの画面には、ボタンに割り当てられる機能の一覧が表示されているはずです。たとえば、「システム」の欄には、「なし/シングルタップ/副ボタンのクリック/メニューを開く/Appスイッチャー/Dock/Siri……」等々のメニューが表示されているので、必要な操作を選択しましょう。

iPad手順画面

▲機能の一覧が表示される。割り当てたいものを選ぼう

試しに「Appスイッチャー」をタップして、割り当ててみます。

これで、先ほど選んだマウスのボタンを押すことで、Appスイッチャー画面(起動中のアプリの一覧が表示される画面)が表示されるようになりました。

iPad手順画面

▲例えば、「Appスイッチャー」を選んでおくと、ボタンを押すと、Appスイッチャー画面が表示される

 

【次ページ】どんな機能を割り当てるのが便利なのか

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