■マジックムービー
旅行などで撮り溜めた素材を使って、さほど凝らず、手間をかけずに動画を作りたい場合には、「マジックムービー」を選択するのがおすすめです。複数の写真やビデオを選択するだけで、自動的にムービーの大枠を作成できます。
自動的に作成されたムービーには、タイトル(動画の先頭で動画内に表示されるテキスト)や、トランジション(動画素材の切れ目で使う場面切り替えのエフェクト)、BGMなどが付加されています。
あとはテーマを選択し、タイトルに表示されるテキストなどに微調整を加えるだけで、動画が完成します。
■ストーリーボード
先述のマジックムービーでは、手軽な編集が行える一方で、自動化されている部分が多く、凝った編集を行いづらい側面もあります。ある程度、凝った動画作品を制作したい場合には、「ストーリーボード」を使った方が良いでしょう。
ストーリーボードでは、たとえば「料理」などのテーマを選ぶことで、どんなカットをどのような順番で並べるのかという枠組みが指定されます。その枠組みに沿って、素材を当てはめることで、効果的な動画を制作できるというわけです。
■ムービー
そして、テンプレートなどを使わず、自由度高く動画編集を行いたい場合には、「ムービー」を選ぶことになります。まずはマジックムービーやストーリーボードを使って動画編集に慣れてきたら、この編集に挑戦してみましょう。
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画像の手順説明だけではイメージできない部分も多いと思うので、まだ新バージョンを使っていない人は、まずは実際にアプリを触りながら確かめてみることをおすすめします。
繰り返しになりますが、iPadがあれば「iMovie」は無料で利用できます。もちろん「LumaFusion」など、有料の動画編集アプリと比べるとできることは限られますが、簡単な動画編集を行ったり、動画編集のキホンに慣れていきたかったりするならばiMovieは最適なアプリと言えるでしょう。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。Twitter
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