「せっかくiPadを買ったけど、デスクトップパソコンを使う時間が多くてあまり活用していない」というのはもったいないですよね。有料アプリを使うことにはなりますが、USBで接続すれば、iPadをサブディスプレイとして活用できるので覚えておきましょう。
使用するのは「Duet Display」というアプリ。価格は2300円とやや高めですが、ディスプレイを買うよりはずっとお得です。パソコン側は、OS X 10.9以上、またはWindows 7以上を搭載するマシンに対応しています。
接続が完了すると、iPadの画面にパソコンの画面が表示されます。例えば、Windows 10搭載のマシンで開いている「Chrome」を、マウスを使って画面の端にドラッグしていくと、画面右端からはみ出た部分がiPad側に表示されます。マウスのポインタも表示されるので、通常のディスプレイと同様に使用可能です。
ディスプレイの表示領域が増えることで、資料を見ながらテキストを入力するなど、同時作業がしやすくなります。この際、12.9インチのiPad Proだと、ディスプレイが大きくて非常に有効です。iPad miniなどの小さいディスプレイでも、ノートPCの小さい画面を補助できるくらいにはなるでしょう。もし、現在使われていないiPadがあるなら、サブディスプレイとして再利用するのもありかもしれませんね。