■潜水艦プラモにハズレなし!?
映画同様、潜水艦のプラモデルってハズレがないと思います。特にUボートは、潜水艦プラモデルの中でもメジャーな存在と言うこともあり、国内外のメーカーがプラモデル化しています。
小スケールでは1/700、1/350、1/200。そして今回製作の1/144といったところ。大スケールでは同じレベル社の1/72。さらにはトランペッター社からは1/48スケールのType Ⅶが発売されています。
実物のUボートは全長61.7mとかなり小さな艦船ですが、1/48スケールだと127cmというビックサイズになります。今回製作の1/144スケールでは、全長42cmとお手ごろな作りやすいサイズに。
ちなみに近年のモデルは全てディスプレイモデルですが、ひと昔…いやふた昔も前の潜水艦プラモデルといえば、ゴム動力やモーターで水中走行させられました。近所の公園の池で沈んだまま浮いてこない潜水艦のなんと多かったことか…。
■まずは船体の製作
キットは船体表面のリベットや甲板のディテールなどがシャープに再現されています。製作は、船体から始めて艦橋といった具合にインスト(説明書)に沿って進めていきますが、スクリューや潜航舵などは破損しやすいので最後に取り付けるようにします。
パーツ数も少なく、組むだけなならば2時間もあれば完成してしまいます。なので、ここはやはり塗装にこだわりたいとこですね。実際のUボートも1カ月を超える長期の航海だと、船体各部がサビだらけになったようです。
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潜水艦はいいぞぉ! って前にも同じようなことを言った気もしますが、潜水艦は戦艦や空母といった艦船モデルとはまた違った魅力に溢れるスケールモデルであることは確かです。海の狼と呼ばれたUボートをどうリアルに仕上げていくか。前回製作したバイクもそうですが、ジオラマにしても面白いと思います。どんなモデルにするか、映画『Uボート』を観ながら色々考えています。次回をお楽しみに!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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