[2]SIMフリー端末を使う
手持ちのスマホが壊れた(or かなり古い)ので新しい端末を購入したい。あるいは、流用できる端末を持っていないという場合には、SIMロックのかかっていない「SIMフリースマホ」を買うのがオススメです。
ただし、SIMフリースマホと言っても、なんでも使えるわけではありません。NTTドコモ回線向け、au回線向けの2種類があるので、目的に応じた機種を選びましょう。なお、arrows M02のように両対応のものも存在しますが、稀なケースです。
こうした機種の対応は、格安SIMの公式サイトに記載されていることが多いので、購入前には「その端末が使えるかどうか」を必ずチェックしましょう。
SIMフリースマホの入手先は?
SIMフリースマホは家電量販店やECサイトで購入できます。Webなら時間を問わずに購入可能ですが、その場合も量販店で実機を触ってみることをおすすめします。素材や質感、重さなどは、触らないとわからないこともたくさんあります。
[3]中古のドコモ・auのスマホで使う
最新端末でなくてもよいなら、中古スマホを購入するという手もあります。専門のサイトや店舗で探してみましょう。回線契約がされていないスマホを意味する「白ロム」という単語がキーワードです。
ちなみに、auの3Gモデルには最初に挿したSIMカードしか使えないように「ICロック」というプロテクトが掛かっており、解除には手数料が必要となります(4G LTEに対応する機種にはかかっていません)。
長々と説明しましたが、端末選びで一番重要なのは、実際に触って確かめること。家電量販店や格安SIMの直営ショップに脚を運べば、きっとお気に入りの一台が見つかります。
続いて、第4回は「見落としてはいけない格安SIMの注意点」について解説します。
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(文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。