まず、最初に推したいのがファーウェイ製のフラッグシップモデル「HUAWEI P9」です。
このスマホの最大の魅力は、ライカと共同開発したカメラを搭載していること。背面カメラは2つのレンズと2つの画像センサーを搭載し、1つの画像センサーがモノクロ用、もう一つがカラー用という、他のスマホカメラとは一線を画する技術が用いられています。
これにより、まるでデジタル一眼カメラで撮ったかのように背景をぼかした写真や、陰影を際立たせた写真を撮ることもできます。
5.2インチのフルHDディスプレイは鮮明で見やすく、最大2.5GHzのオクタコアCPUなど、ハードウェアのスペックもトップクラス。
筆者は実際に購入して使っていますが、キビキビとした操作性は「これまでに使ったAndroidスマホの中で一番かも」と感じるほどです。背面の指紋センサーの反応も超速です。
「HUAWEI P9」の実売価格は、SIMフリースマホとしては高めの6万4584円。
ちなみに、ファーウェイは、若干スペックを下げたミドルレンジ「HUAWEI P9 lite」も販売しています。P9 liteは3万2378円で、高性能なカメラを求めないのであれば、それでも十分に満足できると思います。
ですが、iPhoneから乗り換えるのあれば、iPhoneを超えるカメラ性能を実感できる「HUAWEI P9」を選んだほうが、より満足できると思いますよ。
「HUAWEI P9」>> http://consumer.huawei.com/minisite/jp/p9/index.html
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②ワンセグ、おサイフ、防水・防塵対応なら
iPhoneを使っていて、「やっぱりワンセグが見たい!」「おサイフケータイがないのは不便」と感じているのなら、富士通製の「arrows M03」をおすすめします。
キャリアのAndroidスマホと同じように、ワンセグ、おサイフケータイ、防水・防塵に対応しているスマホです。
5インチのHDディスプレイを搭載し、厚さは約7.8mmという、Androidスマホの中ではコンパクトと呼べるサイズ感。4.7インチのiPhone 6/6sを使っている人にとっては、“ほどよい大さき”と感じられるはずです。
防水・防塵だけでなく、ミルスペック(米国国防総省の調達基準)の耐衝撃、耐日射、塩水耐久、低温動作など14項目の試験をクリアしていることもセールスポイント。
カメラは1300万画素、標準的な使い方であれば3日間の電池持ちを見込めるなど、多くの人が満足するであろうスペックと機能を備えています。
個人的に気に入っているのが「Super ATOK ULTIAS」という日本語入力システム。タッチミスをしても、正しい変換候補が表示されたり、読み方がわからない漢字を手書きで入力できたり、iPhoneのキーボードよりも、かなり賢い印象です。
なお、この「Super ATOK ULTIAS」はarrowsシリーズに特化して作られたシステムなので、他の端末では使えません。メールやSNSの利用が多い人は、一度使うと手放せなくなるかもしれませんよ。
量販店での実売価格は4万2660円ですが、MVNOで格安SIMとセットで購入する場合は、さらに安く購入できるようです。
「arrows M03」>> http://www.fmworld.net/product/phone/m03/#/p1