■マスキング剥がしはいつもドキドキ
塗装が完了した時点でキャノピーのマスキングを剥がします。
前回も書いたように、ヘリは戦闘機などに比べて機体の開口部が多いので、エアブラシ塗装で塗料のミストが貼り込みやすく、しっかりマスキングしたつもりでもクリアーパーツの裏側に静電気で付着してしまうことがあるので気を使います。ミストが付着していませんようにと祈りつつマスキングを剥がしていくと…今回は大丈夫でした(喜)。
■【今週のオマケ】ド派手な軍用機と言ったらタイガーミート!
ロービジ塗装が主流となった現用機の中で、米軍のCAG機は塗装の派手さを誇っており模型的にも人気が高いのですが、軍用機にあってさらにど派手なカラーリングも存在するんですよ。それが「タイガーミート」(1961年からおこなわれているNATO加盟国の空軍機による合同訓練。参加する航空機が全てトラの柄に塗られている)の参加機であります。
ここでは米軍のCAG機も霞んじゃうような超ド派手なカラーリングの機体を見ることができます。このタイガーミートではアメリカ空軍も頑張っておりますが、派手さではフランスやイタリア、ドイツと言ったヨーロッパ勢の機体が上といいますか…ブッ飛んでおります。
さて、塗装とマーキングで一気にカッコ良くなりモチベーションもアップしましたが、今回はここまで。
次回はメインローターや、アンテナ類やバックミラー、MAD磁気探知機といったヘリならではの艤装を取り付けて完成を目指します。お楽しみに!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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