■ワイパーはエッチングパーツでリアルディテールを再現
大型のキャノピーには、大型のワイパーが装着されています。哨戒任務では視界が大事ですから、当然の装備です。
元となるイタレリのパーツではプラでワイパーが再現されていますが、いささかディテールが大味で実感に欠けます。なのでこのキットは、エッチング製のワイパーに交換せよと指示がされています。
極細のエッチングパーツを組み合わせて、さらにブレード部分を90度曲げて機体に取り付けるのですが、これがなかなかに難易度の高い作業になります。エッチングパーツは不用意に曲げてしまうと、歪みが出てしまうので取り扱いは気を使います。機体への取り付けは瞬間接着剤を使いますが、やり直しが効かないのでドキドキものです。
続いてバックミラー。ヘリの場合、大型トラックみたいにステーで外側に大きく張り出したバックミラーが取り付けられています。ステーが細く折損しやすいので、これも取り扱いは要注意です(作例のミラーは初めからステーが折れていたので、一部を真ちゅう線で自作しました)。
対潜ヘリらしい装備として、機体右側のスポンソンに搭載されるMAD(磁気探知装置)を取り付けます。実機はワイヤーで曳航して(自機の金属や電子機器からの干渉を防ぐため)、海中に潜む潜水艦の磁気を探知します。
■コクピットドアを開けてコクピットを見せる
コクピットの左側はドアが胴体と一体成型されていますが、右側は別パーツ化されており、開けた状態も再現できるようになっています。コクピット内部がよくできているので、ここはやはり開けたいですよね。
とはいうものヒンジ部分はエッチングパーツで再現されているため、そのままドアを開状態にしても強度が確保できません。作例では03ミリの真ちゅう線でドアと胴体を繋ぐことで強度を持たせています。ドアを開けたことで、機首周りの密度感がぐっとアップするので、手間はかかりますがオススメの工作です。
さてドアと言えば、胴体左側のキャビンには大型のスライドドアが装備されています。キャビン内部もよくできているので、こちらもぜひ開けた状態を再現したいですね。キットは開状態と閉状態を選択できるようになっています。スライドドアは位置修正が楽にできるように両面テープで機体に貼り付けています。