まず、3大キャリアが提供する通信プランを確認しておきましょう。プラン選びでポイントとなるのは
(1)通話料が定額か否か
(2)データ通信量が充分にあるかどうか
という2点です。
上の表を確認すると、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3社で月額料金の差はほとんどないことがわかります。
標準的なプランの例として、月5GB使える場合を比べてみましょう。どのキャリアも「通話料定額制プラン」が8640円/月、「5分までの通話が何度でも無料になるプラン」が7560円/月で利用できます。
auとソフトバンクでは、「通話料が従量課金となるプラン」も選択できます。基本料はどちらも7488円/月。通信量は月7GBで固定されています。
唯一料金に差があるのは、月10GB使えるプランです。この容量に関しては、auがやや安くなります。
大手キャリアの通信プラン選びのキホン
通話機能とデータ通信の利用頻度によって、最適なプランを挙げてみました。
【電話=よく長電話する】 ×【データ通信=たまに使う】
→「通話料定額制プラン」7020円/月(2GB/月)
長電話をする場合は「通話料定額」プランがお得です。しかし、データ通信量が多い場合には月額料金が高額になってしまうのが△。ネットをあまり使わない人なら、選択する価値はあるでしょう。
【電話=短い電話のみ】×【データ通信=そこそこ使う】
→「5分までの通話が何度でも無料になるプラン」7560円/月(5GB/月)
通話は頻繁に利用するが通話時間が長くないという場合には、5分間制限ありの通話定額がオススメ。ただし、長電話してしまうと別途通話料が発生するので注意が必要です。
【電話=ほぼ使わない】×【データ通信=がっつり使う】
→「通話料が従量課金となるプラン」7488円/月(7GB/月)
データ通信メインで使っている人は、7GBプランを選択した方が安くなります。ただし、通信量を選択できないことと、通話料が別途発生することには注意しましょう。