【iPad Hacks_42】
iPadでの「手書き入力」と言えば簡単そうに聞こえますが、便利に使うためには色々なテクニックを把握しておくことが重要。
スクリブル入力で使えるテクニックや、手書き入力に特化したサードパーティ製キーボードアプリについて把握しておきましょう。
本稿では、こうしたApple Pencilでの手書き入力について、“意外と知らない使い方”を深掘りしていきます。
■日本語に対応したスクリブル
「スクリブル」とは、Apple Pencilを使って手書きした文字をテキストに変化できる機能のこと。
同機能がリリースされた当初は、一部言語のみの変換に対応していたので、主に英数字のみの入力にしか使えない状態でしたが、2021年9月にリリースされたiPad OS 15からしっかりと日本語にも対応しました。
スクリブルを使える場面は、主に2通りあります。1つ目は、ツールなどを気にせずただApple Pencilで書き込めばテキストに変換される場合です。例えば、検索フィールドなどがこれに該当します。
2つ目は、スクリブル用のペンツールを選択した状態で文字を書き込むという場合です。アプリ画面に「ツールパレット」が表示されるアプリがこれに該当します。例えば、標準アプリならば、「メモ」アプリ以外だと、「Numbers」のセル内もスクリブルで操作できることを知っておきましょう。
なお、スクリブルが使えないアプリでは、サードパーティ製アプリの「mazec」などを使えば、手書きの文字入力が可能です。こちらの詳細は後述します。
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