■ボディ両側のストライプを貼る!
さて、ボンネットとルーフ上のストライプを貼り終えたら、いよいよオーバーフェンダー上のストライプを貼っていきましょう。今回の作業のハイライトです。
デカールは2分割されており、それを重ねていきます。
平面のデカールを曲面に貼り込んでいくのにはちょっとコツがあります。カルトグラフのデカールはフィルムに柔軟性があるので、かなり曲面でも馴染ませることができます。しかし部分的にはマークフィッター使用してもシワが生じやすいので、オーバーフェンダーのRのきつい部分にかかるデカールに2ミリ程度切れ込みを入れ、デカールのシワを逃がしています。切れ込みを入れすぎるとストライプに段差が生じてしまうので要注意です。
■デカール貼り完了!
デカールが貼り終わりました。質の良いカルトグラフ製なので。定着性が良く、正直貼りやすかったです(笑)。
失敗しないコツは焦らないこと。1枚ずつ丁寧に貼っていく、しっかり密着させる、位置修正の際はたっぷりと水をつける、といったところです。もし破れたり傷ついた箇所が出たらは、あとから塗装でタッチアップしていけばOKです。
さて次回は、デカールの水分が完全に抜けるまで乾燥(最低でも3日以上)させた後、クリアーでデカールの上からボディのオーバーコート塗装を行い、再び研ぎ出します。乾燥させている間に足回りやインテリの製作も進めておきましょう。
それではまた次回をお楽しみに!
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<製作・写真・文/長谷川迷人>
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