■ヤコブ・イェンセンの世界を自宅に!「Tangent フィヨルド・ミニ」
北欧デザインを語るときに絶対にはずすことのできないプロダクトデザイナーがヤコブ・イェンセン。「バング&オルフセン」のデザインを多く手がけていることでも有名です。
こちらはそのイェンセン氏が手がけたデンマークTangeti社のBluetoothスピーカー「Tangent フィヨルド・ミニ」。
潔く緊張感のあるシルエットと、シックなモノトーンがインテリアを引き締めてくれそうです。
持ち運びに便利なハンドルも、アートな雰囲気たっぷり。
本体サイズ: : W90 x H210 x D90mm
本体重量:1.08 kg
価格:3万1200円
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■やっぱりすごいぞデンマークデザイン!新「メトロポリタンチェア」
デンマークのデザイナー、アイナー・ラーセンとアクセル・ベンダー・マッセンの代表作「メトロポリタンチェア」。
1949年にコペンハーゲン家具職人ギルド展で発表され、1960年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館で開催された展示会で一躍、注目された押しも押されもせぬ名作チェアです。
今年発表された新バージョンがこちら。
背に合板、座に革が施され、シンプルながら深みのあるフォルムが強調されています。
素材はオーク材またはウォルナット材。革張りの座と成形合板の背を組み合わせたバージョンと、背と座の両方にサドルレザーを張った2バージョンがあります。
またサドルレザーの色はナチュラル、コニャック、ブラックの3種、革張りは多種から選べるなどバリエーションも豊富。
革張りの座と、成形合板の背を組み合わせたバージョンのサイズは高さ78×幅76×奥行き56cm、座高42.5cm。価格は21万5000円~。
まさに「いつかは欲しい一脚」。北欧家具を代表する名作をこの秋こそ検討してみてはいかがでしょうか?
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■1年間限定!あの名作のアニバーサリーセット「PK22 Anno 2016」「PK61 Anno 2016」
もう一脚、世界に冠たる北欧の名作チェアとその相棒を紹介します。
ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと並ぶ近代建築のパイオニアである名匠ポール・ケアホルム。
彼の代表作が「PK22ラウンジチェア」と「PK61コーヒーテーブル」です。
どこまでもシャープな線、極限のシンプルさの中に豊かな美を感じさせるこの2つの名品は1956年に生まれました。
そして60周年を迎える今年、1年限りのアニバーサリーセット「PK22 Anno 2016」「PK61 Anno 2016」が期間限定で販売されています。
「PK22 Anno 2016」はロイヤル・ヌバックレザーと、サテン仕上げのスチール部が滑らかで繊細な雰囲気。経年による変化も楽しみなところです。価格は59万4000円。
「PK61 Anno 2016」もスチール部にサテン仕上げを採用。テーブルトップはダークグレーの地にホワイトのヴェインが入ったペトラ大理石です。価格は49万4640円。
9月1日より1年間の期間限定で販売中。
削ぎ落とされたデザインと、最高の素材。それぞれに限定特別モデルであることを示す刻印がなされ、まさに一生モノの家具です。
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■スウェーデン発!中判カメラの定番ブランド、ハッセルブラッドの「X1D」
これを持っていたら、カメラファンたちの視線は確実に釘付け! スウェーデンのカメラメーカー・ハッセルブラッドが世界で初めてリリースした中判ミラーレスが「X1D」です。
ハッセルブラッドといえば、1969年、アポロに乗って月に行ったカメラ。お好きな向きにはタマラナすぎるブランドです。
この新作は世界初の「中判ミラーレス」。
一般的に、画質は良さの代わりに重く大きいのが中判カメラですが「X1D」はミラーレスなので軽量・コンパクト。一般的な一眼レフと変わらない携行性や取り回しの良さを実現しています。
そして、なんといってもこのルックス! 一見無機質でありながら、人体ににすっと馴染むような独特の風合いは、さすがのスカンディナビアンデザインです。
お値段もさすが憧れのハッセルブラッド。ボディ価格で99万9000円とのこと。
この秋の行楽のおともに世界最高峰カメラ、いかがでしょうか?
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■空気まで北欧だ!「Bueair Sense+」
キリリと立ったエッジ。スッキリしているのに単調ではないカタチ。こんな空気清浄機が欲しかった!
空気清浄機専業メーカーのブルーエア社がその技術をいかんなく発揮し、さらにデザインにスウェーデンのスタジオ「クラーソン・コイヴィスト・ルーネ」を迎え、こだわりにこだわって作られたのが「Bueair Sense+(ブルーエア センスプラス)」です。
もちろん性能もバッチリ。
“空気をきれいにする”という単機能に特化していて、18平米(約11畳)を1時間に約5回清浄できるパワフルさは頼もしいばかりです。
お手入れも"フィルターを半年に一回まるごと交換(1日24時間使った場合)"というシンプル加減。なんとも潔い空気清浄機です。
もう1つすごいのは360度死角ナシでお洒落だということ。
ちょっと素敵な家電でも、裏側はやっぱりごちゃごちゃしてたり……なんてことは多いものですが、この「Bueair Sense+」はどこから見てもスッキリミニマル。お部屋のどこに置いても大丈夫です。
カラーは6色。北欧らしい深いニュアンスを感じさせる色味が揃っています。
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静謐さの中に豊かさを内包する北の海のような北欧デザイン。部屋の中に本当に美しいと思えるモノがあることで、秋の夜長はもっと楽しく充実した時間になるはず! 自分らしい、特別なデザインを探してみてはいかがでしょうか。
(文/くぼきひろこ)
美食・カルチャー・ライフスタイル・クルマ・ゴルフ・巷の美女etc……対象は様々に、雑誌・ウェブサイト等の各種媒体にて活動中のフリーライター。「人の仕事のすべて。そして、その仕事から生み出されるすべてのモノゴトが面白い!」と津々浦々の興味津々で取材・執筆を行う。
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