【Apple Watch Hacks_12】
外出するときも、運動するときも、就寝するときも——。日々装着し続けるウェアラブルデバイスだからこそ、汚れが蓄積しないように、こまめな手入れを心がけたいものです。一方で、精密機器の手入れ方法は、注意事項を把握しておかないと故障やダメージに繋がる可能性もあります。そこで、今回はApple Watchの手入れ方法について、どのような手順が推奨されているのか、改めてチェックしていきましょう。
■日常的な消毒方法は?
人混みがあるような場所へ外出したあと、そのまま寝室などでもApple Watchを装着し続けるのは衛生的ではありません。そこで考えたくなるのがアルコール消毒です。
しかし、アルコールで拭き取るという行為は、一般にデバイス表面のコーティングを剥がしてしまったり、デリケートな素材を変質させてしまったりすることもあるので、気をつけなくてはいけない行為でもあります。「Apple Watch」にアルコール消毒をするのは、そもそも大丈夫なのでしょうか?
Appleの公式ヘルプページでは、「Apple Watch のお手入れに消毒剤を使っても大丈夫ですか?」という質問に対して、以下のように、Apple Watchの表面を洗浄するのにアルコールでの消毒をして問題ないという回答を記載しています。
70 % イソプロピルアルコール含有ワイプ、75 % エチルアルコール含有ワイプ、クロロックス除菌ワイプ (Clorox Disinfecting Wipes) を使い、Apple Watch、ソロループ、スポーツバンド、Nike スポーツバンド、オーシャンバンド、金属製バンドの外表面を優しく拭き取る分にはかまいません。布製や革製のバンドには使わないでください。漂白剤 (ブリーチ) や過酸化水素を含む製品は使わないでください。開口部に湿気や水分が入り込まないようにご注意ください。また、洗剤類の中に Apple Watch を浸さないでください。(出典:Apple「Apple Watch のお手入れ方法」)
つまり、日常的な洗浄には、洗浄用のアルコールを含んでいるウェットティッシュのようなもので優しく拭き取るなら大丈夫というわけです。そして、この手法は、ケースだけでなく多くのバンドにも使えます。ただし、布や革製のバンドについては、染みや変色の原因にもなるので避けなくてはならないと覚えておきましょう。
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