整髪料の違いがはっきりと分かったけれど、自分の髪型に適した整髪料は何なのか、まだぼんやりしているのでは?
最後に、最近流行している髪型にピッタリな、代表的な整髪料3つを教えてもらいました。以下を参考に選べば、セットが上手くいくはずです。
ちなみに筆者は艶を持たせてタイトになでつけるスタイル。これまではワックスを使用していましたが、仕上がりはいまいち……。グリースに替えたことで簡単に理想のスタイルが実現できました!
▼毛先を遊ばせるショートヘアには<ワックス>
固形の蝋(ワックス)を主体とした整髪料です。髪型をキープしながらも固まらないので、整髪後に崩れても再び整えられます。毛束をねじって根元から立ち上げてボリュームを持たせたり、毛先を遊ばせるショートヘアのセットに最適です。
▼タイトなバーバースタイルには<グリース>
ポマードに水を加えて扱いやすくした「水性ポマード」の進化形です。液状の油が主原料で艶があり、サイドとバックを刈り上げ、トップを流したツーブロックなど、タイトなバーバースタイルのセットに適しています。
▼ベリーショートなど短髪にはゼリー
合成樹脂で固めるジェルの進化形。ジェルよりも軟らかくて伸びがよく、固めた後に触れても白い粉が出にくいなど取り扱いが改善されています。固める力は強力ながら、仕上がりはジェルよりもソフトなイメージ。ベリーショートなど短髪のセットにピッタリです。
柳屋本店 >> http://www.yanagiya-cosme.co.jp
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(文・写真/山口清憲)
1978年生まれ。大学工学部卒業後、自動車専門誌の編集部勤務を経て2010年に独立。主に乗りものやメカニズム系のジャンルを得意としている