■キャノピーと脚を取り付けて震電『ゴジラ-1.0』劇中機の完成!
チッピングやスミ入れが終わったら機体全体をクリアーで軽くオーバーコート。今回は劇中機に会わせてセミグロスクリアーを使いやや光沢のある仕上がりとしました。
乾燥後にキャノピーと脚、アンテナ類を取り付けて震電の完成です。機体下面のアンテナ間に貼られた空中線は伸ばしランナーで再現しています。またキットはキャノピーを開けた状態にはできないので、中央の可動部を接着せず取り外してコクピット内が見られるようにあります。
いや~、発売から40年以上たつ古参キットですが、プロポーションは秀逸で、凸モールドも気になりません。何よりパーツも少なく手軽に製作を楽しめるキットだと思います。
実戦には間に合わなかった幻の迎撃戦闘機ですが、今回『ゴジラ-1.0』への登場で久しぶりに注目されました。人気再燃中の震電、ぜひチャレンジしてみてください。
さて次回はどんなキットを作りましょうか? お楽しみに!
■震電完成画像
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
【関連記事】
◆錆や汚れといったウェザリングが映える!使い込まれたジープを再現【達人のプラモ術<ジープ ウィリスMB>】
◆映画『Uボート』公開40周年記念キットの潜水艦「U-96」をリアル再現!【達人のプラモ術<Uボート>】
◆ジュラルミン&蛇行迷彩「飛燕I型丁」のメッキ仕様キットを製作!【達人のプラモ術<飛燕>】