3:「ベッドタイム」と「Night Shift」で快眠をゲット!
iOS 10には、快眠をもたらしてくれる新機能が追加されています。まず、「時計」アプリに追加された「ベッドタイム」。自分の睡眠を管理できる機能で、起床時間にアラームが鳴るだけではなく、就寝すべき時刻が近づくと、リマインダーで知らせてくれることが特徴です。
「時計」を起動し、「ベットタイム」を選択し「開始」をタップしましょう。
画面に表示される説明に従うだけで、あっという前に設定は完了します。
「ベッドタイム」の利点は、毎日の睡眠を記録して、分析できること。「ヘルスケア」アプリとも連携しています。
次に「Night Shift」。目の疲れの原因になるブルーライトをカットできる機能です。「設定」→「画面表示と明るさ」→「Night Shift」で設定できます。時間を指定して、自動で切り替えることもできます。
オンにすると、画面全体に暖色のフィルターをかけたような状態になります。画像の色味は不自然になりますが、文字の視認性はさほど落ちません。
筆者は、就寝前にiPhoneでネットサーフィンを楽しむことが多いのですが、それが原因で、なかなか寝付けずに、睡眠不足になることもあります。「Night Shift」に切り替えると、確かに目への刺激は少ないように感じます。「ベッドタイム」と「Night Shift」を組み合わせて使うことで、睡眠の質を上げられるかもしれませんよ。
4:「Safari」の増えすぎるタブは一気に閉じられる!
「Safari」でネットサーフィンをしていると、タブがどんどん増えていきます。iOS 10からは、開いておけるタブ数の制限がなくなったので、何十、何百というタブがたまってしまう恐れもあります。タブをひとつずつ閉じる作業って、結構手間ですよね。ですが、心配無用。開いているタブを全部まとめて閉じる方法があります。
まず、従来のやり方で、右下のタブのアイコンをタップします。
開いているタブの一覧画面が表示されたら、右下の「完了」を長押ししましょう。
「〜個のタブを閉じる」という項目をタップすると、タブを一括して閉じられます。すっきりします。
以上、iPhone 7を使って10日目のレポートでした。さらに使い続けて、また、新しい裏技や活用テクニックを見つけたら報告します。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。