■キットに関して
キットは、タダノ社のラフテレーンクレーン実車取材することで完全新金型で再現。パーツは5色(ブルー・ホワイト・ブラック・グレー・クリアー)で成形されているので、無塗装の状態でも実車に近いイメージに仕上げることができます。これは、塗装が苦手というモデラーにもありがたいですね。また窓塗分け用のマスクシールが付属しているのもグッドです。
キットは車体上部が旋回。ブームは起伏(上下可動)し、6段スライドで伸縮可能で、最大75センチまで伸ばせます。ブーム展開時に車体を安定させるため左右に展開するX型のアウトリガは、伸ばした状態と車体に収納した状態を差し替えパーツで再現可能。タイヤはポリキャップにより回転可能。そして前後輪のステアリングが可動します。運転席にはリアルな男性オペレーターフィギュア(着座姿勢)が付属します。
※画像はメーカーの完成見本です
ハセガワ
「タダノ ラフテレーンクレーンGR-130NL/N クレヴォ mini G4」
スケール:1/35
模型全長 … 216mm
模型全幅 … 69mm
価格:6380円
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■ラフテレーンクレーンってナニ?
正直なところ建機って、興味はあるけれど詳しいことはよくわからないですよね。今回ハセガワがキット化したラフテレーンクレーンって普通のクレーン車と何が違うのか? というワケで調べてみました。
Wikipedia「ラフテレーンクレーン」によると
ラフテレーンクレーン (rough terrain crane)はラフタークレーンとも呼ばれており、ホイールクレーンに属する自走式クレーンの一種で、走行とクレーン操作がひとつの運転席で行えることが特徴となっており、分類は大型特殊自動車。タイヤで(高速道以外の)公道を自走できる(最高速度は50km/h)。トレーラーに積載しての移動とセッティングの手間が省ける事が最大のメリットであり、かつ、荒れた地形などの不整地も走行することができる。ラフテレーン(rough terrain)は不整地を意味する。
四輪駆動、四輪操舵システムを装備しているため狭隘地での機動性にも優れており、その小回り性を生かし、主に市街地などの狭い現場で活躍している。
うーんなるほど。そういえば道路で走っているのを見たことあります。
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