【iPad Hacks_57】
画面サイズが比較的限られがちなiPadでは、生成AIツールを上手く使えるとより便利に扱いやすくなります。
過去回ではOpenAIの「ChatGPT」や、Microsoftの「Copilot」をiPadで使う方法を紹介してきましたが、今回はGoogleの「Gemini(ジェミニ)」(旧Bard)をiPadで使う方法とその主なメリットについて、概要をチェックしていきたいと思います。
■iPadでGeminiを使う方法
本記事執筆時点において、iPadからGeminiを使うには、
(1)ブラウザからWebアプリを開く
(2)Googleアプリの上部に表示されるGeminiタブを活用する
というふたつのアプローチがあるとされています。
ただし、(2)については、公式のヘルプページに記載こそあるものの、すべてのアカウントに対して機能が配信されているとは限らないのが現状。今回は、ブラウザからWebアプリとしてGeminiを活用するアプローチで解説していきます。
まず、iPadでGeminiにWebページ(gemini.googlecom)にアクセスします。ブラウザはSafariでも問題ありません。

▲Geminiのサイトにアクセスして「ログイン」(左)。個人用のGoogleアカウントを選択しよう(右)
なおこの際、ログインするGoogleアカウントは個人用のものを選択しておきましょう。仕事や学校用のGoogle Workspaceのアカウントでログインすると拡張機能が使えないとされています。
あとは、一般的な生成AIツールと同様に、画面下部にあるテキストボックスにプロンプト(指示や質問の文)を入力して、送信していけばOKです。
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