2. 【Shift + Win + S】指定エリアのスクショなど
PrtScnキーがなかったり扱いづらかったりする場合には、[Shift]+[Win]+[S]キーでも先ほどと同様の操作が行えます。扱うキー数は増えますが、こちらも併せて覚えておきましょう。
3. 【Win + PrintScreen】全体のスクショ
先述したショートカットでは、領域を手動で指定する機能が起動します。一方で、画面全体のスクリーンショットを撮影したい場合には、[Windows]+[PrtScn]キーを同時に押下しましょう。
この場合、即座に画面全体のスクリーンショットが撮影されます。画面上部にSnipping Toolのメニューが表示されることもありません。
4. 【Win + Alt + PrintScreen】アクティブなウィンドウをスクショ
アクティブなウィンドウのスクリーンショットを撮影したい場合には、[Windows]+[Alt]+[PrtScn]の3つのキーを同時に押すことでも実行できます。
ただし、こちらのショートカット操作は、先述した「Snipping Tool」ではなく「Game Bar(ゲームバー)」としてアクティブなウィンドウのスクリーンショットが撮影されます。そのため、保存される領域がSnipping Toolで使われる「スクリーンショット」フォルダと同一ではないことを理解しておきましょう。
撮影したデータを探すには、ゲームバーの通知をクリックして、「ギャラリー」の画面から「ファイルの場所を開く」をクリックし、画面を遷移させるのが簡単です。
5. 【Shift + Win + R】指定エリアの録画
指定した画面領域について動画キャプチャを実行したい場合には、[Shift]+[Windows]+[R]キーを同時に押しましょう。Snipping Toolが起動し、選択した画面領域について動画として保存できる画面が起動します。
撮影した画面動画については、Snipping Toolのウィンドウで保存操作を行えます。
6. 【Win+G】ゲームバーの起動
ゲームバー機能を起動するショートカットとして、[Windows]+[G]キーを同時に押下する操作もあります。この中の「キャプチャ」を活用した操作では、先述したアクティブなアプリウィンドウについて、スクリーンショットだけでなく、動画の撮影なども行えるのがポイントです。
ただし、同機能を使った録画については、Windowsデスクトップやエクスプローラーなどに対しては使用できないので、用途はゲーム画面の撮影など、一部の特殊な用途に限定されることでしょう。
7. ゲームバーでの録画
最後は、ゲームバー機能におけるショートカットキー操作。これらをゲームバー上の設定からカスタマイズできることを知っておきましょう。
ゲームバーを起動し、右端にある「設定」アイコンをクリック。「ショートカット」の欄から「キーボード」の欄にある枠を確認し、必要に応じて使いたいキーを同時に押下して登録しましょう。例えば、「直前の30秒を録画する」はデフォルトで[Windows]+[Alt]+[G]に割り当てられていますが、より使いやすいキーに変更することもできます。
* * *
スクリーンショットや動画キャプチャは、突然必要になるもの。たとえ普段使わそうなショートカットであっても、いざというときにすぐ使えるよう、繰り返し試しておくとよいかもしれません。
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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