■いよいよ機体の塗装!
影色となるシェード塗装が完了したら、いよいよ機体の塗装です。
今回は機体色もVICカラーから発売されたイタリア空軍機カラーを使用ました。同カラーは水性カラーなので、ラッカー系塗料のような刺激臭がなく、シンナー臭が苦手な方にもオススメです。エアブラシと筆塗りのどちらにも対応しているのもありがたいです。
エアブラシ塗装では希釈しなくても吹けるとなっていますが、今回は個人的な好みで5%程度、アクリル溶剤で希釈しています。10%以上希釈してしまうとムラになりやすくなるので要注意です。
エアブラシは0.3mmのダブルアクション、エア圧0.7Mpaで使いましたが、この手の水性系塗料でありがちなノズルへの詰まりもなく使い勝手は良い塗料です。
※デカールのシルバリングとは?
デカールをツヤ消し塗装面やざらついた塗装面に貼った場合、デカールのフィルムが密着できないため、塗装表面との間に空気が残りデカールが浮いてしまう。こうなると印刷されていないデカールのファイルムが白く目立ってしまう。これをシルバリングと呼びます
■次回はいよいよ迷彩デカールの貼り込み!
機体の塗装が完了(水平尾翼を塗り忘れましたが)。いやー、塗装が入るとイッキにイタリア機らしく見えてくるから不思議なものです。モチベーションもぐっとあがります。
次回は本キットの特徴でもある、スモークリング迷彩のデカールを貼っていきます。いや、ちゃんと貼れるんでしょうか? なんか100枚くらいあるし…。
というワケで次回もマッキMC.202フォルゴーレの製作、乞うご期待です!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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