【Apple Watch Hacks_20】
6月のWWDC24では、24年秋に提供されるApple Watch向けOSの新バージョン「watchOS 11」が発表されました。本稿では、この次期OSバージョンで追加される注目の新機能について、あらためて5つのポイントにフォーカスしておさらいしていきましょう。
1. ワークアウトのしすぎを予防できる
watchOS 11では、ワークアウトの測定時に「トレーニングの負荷」を判断できるようになります。具体的には、過去7日間のワークアウトの強度を、過去28日間のそれと比較することで、体への負担を可視化できるというもの。
結果は、「かなり下」「下」「一定」「上」「かなり上」という5つの状態で表示されます。例えば、「かなり上」の状態が続く場合には、疲労やケガを避けるために注意が必要だと判断できるというわけです。
強度の測定については、有酸素系のワークアウトでは、年齢や身長・体重、位置情報、心拍数、高度などをもとに推定される評価が自動的に生成される仕組み。この評価は主観を交えて微調整することも可能です。また、筋力トレーニングなどの自動測定されないワークアウトでは、測定終了後に、そのキツさを1〜10の尺度で手動で記録することになります。
また、アクティビティリングの目標値を曜日ごとに調整できるようになったことも重要なトピックです。例えば、ケガをしたり、休息が必要なタイミングでは、任意の期間のノルマを停止することで、バッジ獲得を継続できるようになるとされています。
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