【iPhone標準アプリ】iOS 10「マップ」アプリが「Google Map」顔負けレベルに!

車で移動する際、「目的地に着くまでにガソリンスタンドに立ち寄りたい」と思うことがありますよね。そんなとき「マップ」アプリなら、目的地までの経路周辺にあるガソリンスタンドや飲食店といった施設を、ナビを中断することなく調べられます。

アプリを起動し、まずは検索欄に目的地を入力しましょう。続いて表示される画面で「経路」をタップ。切り替わった画面で「車」→「出発」の順にタップします。

画面下のメニューバーを上方向にスワイプすると、「ガソリンスタンド」「ランチ」「コーヒー」といったアイコンが出現。ここでは「ガソリンスタンド」をタップしてみます。

すると、現在地周辺にあるガソリンスタンドの一覧が表示されました。ガソリンスタンドまでの距離や、そこに立ち寄ることでかかる時間も表示されます。どのガソリンスタンドに行くか決めたら「出発」をタップし、経路を表示しましょう。

ガソリンスタンドへの寄り道が終了したら、マップ画面上部にある「○○への経路を再開」をタップ。目的地へのナビを再開できます。

今回はガソリンスタンドへの経路を調べましたが、「ランチ」や「コーヒー」といった飲食店の情報も検索可能です。ドライブ中お腹がすいたり、コーヒーショップで休憩をしたいとき、カーナビ顔負けの機能を活用しましょう。

 


■現在地周辺の施設を目的別に探す

iOS 10の「マップ」アプリは、現在地周辺の施設を自分のニーズに合わせて探せます。たとえば「お腹がすいたな」と思ったら、「レストラン」や「ラーメン」といったカテゴリ別に飲食店を探せるようになっています。

施設を検索する際は、アプリ起動時に表示される検索窓をタップしましょう。切り替わった画面に4種類のアイコンが表示されます。このアイコンから、自分の目的に合ったものを選び、タップ。ここでは「食べ物&飲み物」をタップしました。

現在地周辺の施設が表示されました。ここからさらに「レストラン」「ラーメン」「カフェ」と選択肢を絞ることもできます。気に入った施設があったら、タップしましょう。

「経路」をタップすると、選択した施設への経路を検索できます。そのまま電話のアイコンをタップすれば、お店に電話をかけて予約することも可能。

従来の「マップ」アプリでは、お店を探すためにほかのアプリを開く必要がありましたが、iOS 10ならお店選びから予約の取り付け、経路検索までが「マップ」アプリひとつで完了できます。

なお、今回は飲食店を検索しましたが、買い物先やレジャー施設、外出先で宿泊するホテルなども調べられます。

 


■交通機関の乗り換え検索が可能に

いままでiOSの「マップ」アプリは、交通機関を利用した経路検索ができませんでした。そのため、乗り換え検索のために他アプリを開き、その都度「マップ」アプリを終了する必要がありました。

iOS 10のリリースにより、目的地を入力すると電車の乗り換えや運賃も調べられるようになります。この機能は2016年10月から開始される予定です。

 


「マップ」アプリは、ほかの地図アプリに比べ経路検索がスムーズに行えない印象がありました。

しかし、iOS 10のリリースにより「マップ」アプリ上から現在地周辺の施設を検索したり、交通機関を使った移動方法なども検索できるようになりました。

「マップ」アプリ内で検索作業を完結できれば、ほかのアプリをいちいち開く必要がなくなります。いままで以上に速く、目的地にたどり着きましょう!

 


[関連記事]
【iPhone標準アプリ】iOS 10「ミュージック」アプリが歌詞の全画面表示に対応!

【iPhone標準アプリ】iOS 10「写真」アプリの管理機能が進化!

【iPhone標準アプリ】iOS 10「メッセージ」アプリはLINEより楽しい!?


(文/神戸紅実子)

かんべくみこ/エディター、ライター

かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード