3. タグで検索する
iPhoneのメモでは、タグを使った記載も可能です。半角の「#」を入力し、それに続けてキーワードを入力しましょう。
例えば、「#原稿」のようにテキストを入力した状態で、キーボード画面の変換候補に表示される「#原稿」をタップすればOK。これでメモアプリ内におけるタグを設置できました。
また、フォルダの一覧画面を最下部までスクロールすると、作成したタグの一覧が表示されます。この部分で検索したいタグをタップすることで、目的のメモを素早く検索できることも覚えておきましょう。
例えば、普段使わないものを収納する際に、何処にしまったのかをタグとともにメモしておくことで、いざそれが必要となったタイミングで思い出しやすくなりますよ。
4. スマートフォルダでラクに管理する
指定のハッシュタグが記載されているメモなどを、自動で特定のフォルダに振り分ける「スマートフォルダ」という機能もあります。
うまく使えば、メモのフォルダ分けをする必要がなくなるのがメリット。また、1つのメモを複数の用途で参照する際などには、Aの用途のタグと、Bの用途のタグを付けておくことで、それぞれのスマートフォルダから参照することも可能に。
ただし、このあたりについては、まさに「百聞は一見に如かず」といったところ。手順が分かったから使いこなせるというものでもないので、実際にスマートフォルダを作成して慣れていくのが大切です。
タグに紐づいたスマートフォルダを作成する手順は、フォルダの一覧画面で、左下のフォルダの新規作成アイコンをタップ。次画面でフォルダ名を入力し、「スマートフォルダに変換」をタップ。「タグ」の欄から、振り分けたいタグを選択しておきましょう。
5. PDFを管理
メモアプリ内では、PDFデータを管理できます。ソフトウエアキーボードのすぐ右上に表示される「+」をタップし、クリップのアイコンを選択しましょう。
このとき、「ファイルを添付」を選択すると、iOS標準の「ファイル」アプリが表示されるので、そこからメモに貼り付けたいPDFファイルなどを選択すればOKです。
また「書類をスキャン」を選択した場合には、カメラが起動。所定の手順でスキャンしたデータをPDFとしてメモ上に保存できます。
ちなみに、添付したPDFの表示形式が「中」か「大」になっている場合、メモアプリ上でPDFの内容がプレビューされます。複数ページがあるデータでは、左右スワイプでページのスクロール切り替えも可能です。また、メモアプリ内から直接クイックルック機能でPDFを全画面表示し、マークアップを加えるような操作にも対応しています。
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また、9月にリリースされたiOS 18.0では、メモアプリにおいて、見出しの折りたたみや、手書き計算の自動算出なども使えるようになっています。
これらは以下の記事にて紹介しているので、興味があれば併せてチェックしてみてください。
>> iOS 18で追加された基本アプリの地味だけど便利な機能5選
<文/井上 晃>
井上 晃|スマートフォンやタブレットを軸に、最新ガジェットやITサービスについて取材。Webメディアや雑誌に、速報、レビュー、コラムなどを寄稿する。X
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