手書き自動計算や外貨換算も! 新登場のiPad「計算機」アプリのキホン|iPad Hacks

【iPad Hacks_63】

24年秋にリリースされたiPadOS 18では、ついにiPad向けにApple純正の「計算機」アプリが追加されました。同アプリでは単純な電卓機能だけでなく、手書きで記載した計算式の解を自動算出してくれる機能など、いくつかの新機能を新搭載したことがトピック。本稿ではそんな「計算機」アプリの使い方について、概要をチェックしていきましょう。

 

■手書き計算機能を使う手順

手書き計算を利用するには、「計算機」アプリを開いたあと、「計算メモ」の画面に切り替える必要があります。そのためには、「計算機」アプリ画面の左下に表示される電卓のアイコンをタップ。選択肢から「計算メモ」を選択しましょう。

メモアプリのような一覧画面が表示されるので、右下にあるペンのアイコンをタップして、新規メモを作成します。メモの画面が起動したらApple Pencilなどを活用しつつ、計算式を書いていきます。

▲左下の電卓のアイコンをタップ

▲「計算メモ」を選択しよう

例えば、「1+1=」と書き込めば、その解として「2」が自動で表示されます。関数なども仕様できるので、「x=1, y=1, x+y=」と記述した場合、解として「2」を表示可能です。また、「$5=」と書けば日本円に換算して「745JPY」のような外貨との計算もできます。

▲新機メモを作成して、「1+1+」と書き込むと自動で「2」と計算結果が表示される

▲関数を用いた計算や、外貨換算などにも対応

さらに、y=sin(x)のように記述すると、「グラフを挿入」という選択肢が表示されることも知っておきましょう。これをタップすることで、メモ上にグラフを記述できます。

▲「y = sin x」のような書き方をすることで、表示される「グラフを挿入」をタップ

▲グラフが描画された

 

【次ページ】関数電卓、外貨換算もできる

この記事のタイトルとURLをコピーする