スーツに合わせる靴に迷ったら……黒のストレートチップならまず間違いなし!

■奮発する価値あり! 長く愛用できる上質な黒のストレートチップ4選

理想的なストレートチップのイメージを掴んだら、次は実際に購入できるモデルをご紹介しましょう。英国やアメリカ、日本の有力ブランドから、長く履き続けられるクオリティと普遍的なデザイン、履き心地の良さを基準に4足をピックアップしました。

1. ルックスも履き心地も、値段以上の価値を実感できる優秀モデル

リーガル
「ストレートチップ 315R」(3万4100円)

日本の革靴といえば、今も昔もリーガルが代表格。ビジネスシーンを想定して作られた「315R」は、すらりと伸びたノーズと、工具の“のみ”を思わせるチゼルトゥ、そして約32mmのヒールがエレガントなイメージを強めます。足への衝撃を吸収するかかと部分のプラスクッションインソールやグリップ力に優れたラバー製のアウトソールなど履き心地の良さも人気の理由です。

>> リーガル

2. スーツブランドが考えた、現代のスーツに似合うストレートチップ

オンリー
「英国流/内羽根式ストレートチップ」(3万9600円)

近年、スーツに似合う靴作りにも力を注ぐオンリー。自信作のストレートチップは、バランスのいいロングノーズをはじめ、優美な丸みを帯びたトゥや立ち上がった甲部分がドレッシーなイメージを醸し出します。履くほどに足に馴染むグッドイヤーウエルト製法や、日本人の足形に合わせたオリジナルラストなど履き心地への配慮も行き届いた1足。

>> オンリー

3. 質実剛健な作りが魅力的なアメリカの国民的ストレートチップ

アレン・エドモンズ
「パークアベニュー」(9万9000円)

歴代のアメリカ大統領に愛用されてきたアレン・エドモンズの「パークアベニュー」は、小さめのトゥキャップや6アイレット、トリプルステッチなど英国靴とはひと味違うディテールが特徴です。どこかアメリカの靴らしさを感じさせるデザインは、ドレススタイルだけでなく、カジュアルスタイルとの相性も◎。レザーソールですが、ヒールのトップリフトは歩きやすいラバー製に。

>> トレーディングポスト

4. 英国靴界を代表する黒の内羽根式ストレートチップといえばコレ!

クロケット&ジョーンズ
「オードリー6(40周年モデル)」(19万8000円)

クロケット&ジョーンズは英国靴の聖地、ノーザンプトンを代表する名門ブランド。その代表作のひとつに数えられるのが、ストレートチップの「オードリー」です。トレーディングポストの創業40周年を記念して製作されたこのモデルは、作り込まれたディテールと新型の395ラストが生み出す流麗なプロポーションが見どころ。製法は頑丈な英国伝統のグッドイヤーウエルトを採用。

>> トレーディングポスト

>> 連載【ビジネスファッション裏技事典】

<文/押条良太>

 

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