【達人のプラモ術】
タミヤ
「1/24 ポルシェ911 GT3 RS(992)」
06/06
注目のタミヤ最新カーモデル「1/24 ポルシェ911 GT3 RS(992)」最速製作レポートもいよいよ最終回。前回の最後に現れた謎のモザイク画像はいったいなんだったのか。そして、達人が作り上げたオリジナルカラーで彩られたポルシェ911の完成形は、はたして。今回が今年最後の「達人のプラモ術」です。最後までお楽しみください。(全6回の6回目/1回目、2回目、3回目、4回目、5回目)
長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTube「
モデルアート公式チャンネル」などでもレビューを配信中。
■外装パーツの取り付け
個別に塗装したウインドウパーツを車体に接着。最終組み立てを進めます。ボディ各部のフィンなどのエアロパーツは別パーツ化されているので、個別に塗装して取り付けていけばOK。パーツ精度も高く取り付けもピタリと決まるので製作はサクサク進められます。
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▲フロントウインドウ等のクリアパーツは、接着のためのタブが大きいので位置決めがしやすく、また取り付けの際に接着剤がパーツ表面にはみ出して汚してしまうトラブルを起こしにくい配慮がなされている
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▲サイドウインドウはボディ外側から組みこんで接着する。接着のためのタブ(矢印の部分)が大きく取られているので取り付けやすい
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▲ヘッドライトは内部を塗装とデカールで仕上げたのち、ライトレンズに被せるように接着するので、レンズ部を接着剤で曇らせてしまうリスクがない
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▲テールライトはクリアパーツなのでプラ用接着剤の仕様はNG。クリアボンドで接着するようにと指示されている
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▲ボディ内側は事前に水性アクリル塗料のセミグロスブラックで塗装した後、ウインドウパーツ等取り付けていく
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▲クリアパーツをはじめ外装パーツを接着したボディ
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▲ブラックの部分が増えたことで全体が締まって見える。この状態で先に完成しているシャシーと組み合わせる(インストの工程29)
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▲組み上がったボディとシャシー
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▲ボディにアンダーパネルをハメ込んで組み合わせる。接着しなくてもいいが、ボディとサイドシルの合わせ目に僅かに隙間が生じたので作例では接着している
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▲前回メタリックレッドで塗装したホイールは、黄色のボディとの相性が良くなかったのでガンメタに塗り直している
■ボディフィンの取り付け
ボディとシャシーを合体させたのち、ボディの前後輪後部にフィンとドアハンドルを取り付けます(工程32)。
ボディには小さなステーで接着するのですが、パーツが小さく固定する接着面積が少ないので、取り付けには精密ピンセットが必要となります。接着には、位置決めをしやすく強度を出したかったので、光硬化瞬間接着剤を使っています。硬化後も透明なので、一般の瞬間接着剤でありがちな接着面の白濁化でボデイの塗装を汚さないためオススメです(ちょっと高価ですが)。
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▲コニシボンド「アロンアルフア光」(実勢価格:1600円前後) 製品のライトは青色なのでUV(紫外線)硬化タイプに見えるが、アロンアルフア光は可視光で固まる。硬化後の強度も高く、また白濁しないのも特徴だ。付属のライト(青色光)を使うことで10秒前後で硬化させられる
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