「最近ニュースで物騒な話が多いけど、うちも防犯カメラを付けた方がいいのかな」なんて相談、されたことはありませんか?
年末年始の帰省は、家族と近況を語り合うタイミング。実家の両親の心配を聞きながら、「自分の家でも必要かも?」と思い始めた人もいるのではないでしょうか。
2024年は、家庭用の防犯カメラが一気に注目を集めた年でした。ニュースでも「防犯カメラの映像が事件解決の鍵に」と話題になり、Amazonのセールでは大手ブランドのTP-LinkやAnkerの防犯カメラがランキング上位を席巻。売り切れになるモデルも続出しました。
そして、一戸建てに住んでいる僕にとって、自分の身を守る防犯はもはや他人事ではありません。
昨年10月にはセールのタイミングで、TP-Linkの「Tapo C320WS」を一気に3台購入。
続いて、実家の防犯用にソーラーパネル搭載のTP-Link「Tapo C425 KIT」を設置。
さらにその後、TP-Linkのカメラを買い足したり、Ankerのソーラー&センサーライト一体型、ソーラーパネルと首振り機能やAI追尾を備えたモデル、サーバー付きモデルもレビューしてきました。
「防犯カメラ」と呼ぶと大げさに聞こえるかもしれませんが、Wi-Fi搭載でスマホと簡単に連携でき、価格は1万円以下からというお手軽なモデルも数多くあります。TP-Link、Anker、Ringなどのブランドが展開していて、ソーラーパネル付きで電源不要なタイプも増えています。
そこで、防犯意識が高まりすぎて自宅の玄関、門、アプローチ、庭、バルコニー、駐車場、屋内、実家までカバーする合計12台のカメラを設置したオーディオ・ビジュアルライターの折原一也が、「頼れるガジェット」として防犯カメラを選ぶ際の5つのポイントを解説していきます。
折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長。YouTube