【キャッシュレス決済の現在地】
すでに一般的な存在になった「スマホ決済」ですが、普段使っていない決済手段についてのアップデート情報って、あまり追えないものですよね。
2017年〜2020年頃にコード決済アプリの還元キャンペーンが一大ブームを迎えていた時と比べると、最近は新しいサービスを使ってみようか、というモチベーションも上がりにくくなっているとは思いますが、各社で着実に細々とした部分の変化が起きているのは面白いところ。そろそろ知識をアップデートしておきたい時期です。
「スマホ決済」という定義は広いので、本稿では、いわゆるコード決済系のアプリにフォーカスしつつ、まずは支払い方法の違いについて情報を整理していきたいと思います。
※本稿に記載している内容は、2025年1月上旬で確認できた情報を元にしています。
■主要なコード決済サービスは6つ
コード決済にも対応したスマホ決済として特に主要なサービスは、「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「ay PAY」の4つ。これらはどれも大手キャリアが展開しているサービスであり、利用率の高さからも、どれかひとつは使えるようにしておくのが良いでしょう。
そして、やや特殊な立ち位置でありながらも、これらに追従するのが「メルペイ」と「ファミペイ」の2つ。特に「ファミペイ」はファミリーマートだけでしか使えないわけでなく、チェーンの飲食店や、ドラッグストア、ECサイトなどでも使えるようになっているので、実は決済手段として見落としがちです。
そこでこれ以降は、この6サービスについてチェックしていきます。ちなみに少し前まではここに「LINE Pay」を加えるべきでしたが、同サービスは2025年4月30日にサービス終了を迎えるので、今回は外します。
1)PayPay
2)楽天ペイ
3)d払い
4)au PAY
5)メルペイ
6)ファミぺイ
■サービスごとに対応しているチャージ方法をチェック
さて、大前提として、各種決済サービスの支払いは、チャージした「残高」を使う方法と、残高ではなく登録したクレジットカードや、貯まったポイント残高などを使う方法に分かれます。中には、BNPL(Buy Now Pay Later)と呼ばれる、要するに「後払い」の仕組みに対応したものもあります。つまり、綺麗に「チャージ方法」としてまとめることが難しく、厳密にまとめたところであまり意味がありません。
そして、さらに各種決済サービスの残高には、銀行口座への振り込みができる残高と、できない残高が分かれています。例えば「PayPay」では、前者を「PayPayマネー」、後者を「PayPayマネーライト」のように呼んでおり、「楽天ペイ」では「楽天キャッシュ(プレミアム型)」と「楽天キャッシュ(基本型)」のように呼びます。こうした種類によって、対応しているチャージ方法が異なることがあります。
これらを細々と記載すると情報量が膨大になってしまうので、今回は厳密になりすぎず、詳細について割愛しています。細部に拘らず、ざっと全体像を眺めてみていってください(詳細が気になる場合は各々でチェックしてくださいね)。
では、各サービスが対応する主なチャージ方法を眺めていきましょう。
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