<スタイリッシュなファスナータイプ>
秘匿性や安全性を備えつつ、ファスナーのメタル感がスタイリッシュな印象へと導いてくれるのがこのカテゴリ。容量やサイズ感の大小、素材などのバリエーションも多々展開されており、ファッショナブルなデザインも豊富なので他との差別化も可能です。
4. 革新的なデザインでクロコダイルを堪能
ITTI
「CRISTY SMART MID WLT .5 / CROCO」(7万1500円)
美大出身のデザイナーが手がけるITTI(イッチ)は2017年にスタートしたブランド。メイド・イン・ジャパンの伝統と現代的なプロダクトデザインの融合による唯一無二のウォレットの数々が今、注目されています。
本作は定番で展開しているスマートフォンサイズのミディアムウォレットで、高品質なエキゾチックレザーを扱うフランスのH.C.P社のクロコダイルレザーを使用。それを国内屈指の爬虫類タナリーで仕上げた質の高さは、一生モノになりうる存在感を発揮します。またスマートな見た目に反し、11枚も入るカードポケットなど優れた収納力も大きな魅力です。
[SPEC]
サイズH9×W 14.5×D2.4cm
札入れ×1、小銭入れ×1、カードポケット×11、フリーポケット×2
>> ITTI
5. ユニセックスで使える万能ウォレット
L’arcobaleno
「ラウンドジップミニウォレット」(3万5200円)
メイド・イン・イタリーによるクオリティの高いレザーアイテムを展開するL’arcobaleno(ラルコバレーノ)からは、13色という多彩なカラーバリエーションがラインナップするラウンドジップタイプをセレクト。発色性と軽さ、耐久性の高さで選び抜かれたフランスの老舗タンナー・アルラン社のゴートレザーを使用しており、ユニセックスなウォレットデザインも相まってファッション性の高い一品に仕上がっています。
コンパクトながらも使用感に長けており、内装は蛇腹のように大きく広がるユニークな構造。“好きな場所に好きに収納できる”自由度の高さも大きな魅力です。
[SPEC]
サイズH9.5×W 11.5×D2cm
札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×3、フリーポケット×1
>> L’arcobaleno
6. シンプルな佇まいにストリートの感性をオン
RAMIDUS
「FLAT WALLET」(2万7500円)
藤原ヒロシがデザインを手がけた日本屈指のストリートバッグブランドの後継ブランドとして誕生したRAMIDUS(ラミダス)。クロム、メタルフリーなめしのイタリアンレザーにガラスコーティングを施した、鏡面のように滑らかで光沢のある質感が特徴です。
シンプルなラウンドジップスタイルではあるものの、武骨なエッセンスを加味することでストリート感を堪能できます。いわゆる伝統的なレザーブランドとはまた異なる、独特なジャパニーズカルチャーを味わうにふさわしい逸品は他と差別化を図るうえでも有効な一手となるはずです。
[SPEC]
サイズH9.5×W 11×D2cm
札入れ×2、小銭入れ×1、カードポケット×6
>> RAMIDUS
<【番外編】ツウ好みなマネークリップ付き>
最低限の容量で2つ折りを楽しみたいのであれば、玄人好みなマネークリップ付きがおすすめです。若い頃では背伸びしたような感覚に陥るクラシカルな一品も、年齢を重ねた今だからこそ寄り添ってくれるはず。他人とは異なるこだわりの2つ折りを、ぜひ。
7. 使うほどにヴィンテージライクな風合いへ
TSUCHIYA KABAN
「ビークル マネークリップウォレット」(2万5300円)
日本製ランドセルメーカーとしても有名なTSUCHIYA KABAN(土屋鞄)から登場したツウ好みなマネークリップウォレット。素材にはクロムとタンニンのコンビネーションなめしを施した成牛革に、染料と蜜ろうを浸透させて仕上げたヴィンテージワックスレザーを採用。革質はしなやかながらも強靭で、使い込むほどヴィンテージ調の風合いにエイジングできます。
マネークリップによる薄さが特徴ですが、内装には小銭、カードを収められるポケットを完備しているため、財布としてのポテンシャルはしっかりと備えています。
[SPEC]
サイズH8.5×W 11.8×D1.2cm
マネークリップ×1、小銭入れ×1、カードホルダー×4、フリーポケット×2、コーナーポケット×1
<文/小林大甫 メイン写真/坂下丈洋>
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