■お待たせしました!ネットで注文したフィギュアが到着
ネットで注文後、到着予定日に届かずヤキモキしていたGoodmoe「1/35 ベトナム戦争アメリカ戦車用ソルジャー」のフィギュアが一週間遅れでようやく届きました。表情やディテールは申し分なく、あとは塗装次第といったとことです。
しかしこの2体のみだと寂しいので、フィギュアを追加します。タミヤ「1/35 アメリカ海軍 PBR31 Mk.IIピバー」を購入。付属している4体のフィギュアとジェリ缶やラジカセといったアクセサリー類を流用することにしました。
タミヤ「PBRピバー」に付属しているフィギュアも古いキットながら、良い味が出ているのですが、PACVに乗せるとなると改造が必要です。
総舵手は腰と腕、脚を一度切り離して、座席に座れるようにポーズを変更。ガンナーも腕の取り付け角度を変更しています。またどちらもひざ下をカットすることで座席に収まるようにしています。完成後は見えなくなるのでカットしても問題はありません。
総舵手はキャビン内部に収めるため、先行で塗装を進めます。
レジン製フィギュアとピバーに付属していた残りの2体は、PACVを完成させたのち、甲板上に配位する予定です。総舵手とガンナーは先行で塗装して、キャビン内と銃座に収めて固定します。フィギュアの塗装は次回詳しく解説します
タミヤ
「ミリタリーミニチュアシリーズ No.150 1/35アメリカ海軍 PBR31 Mk.II ピバー」(4510円)
ベトナム戦争のメコン河流域で、高速性能と重武装を活かして活躍したアメリカのパトロールボート。兵士のフィギュア4体と12.7mm機銃や7.62mm機銃、40mmグレネードランチャーなどの兵装類や、ジェリカン、ラジカセなどアクセサリーが付属する。

▲今回追加としてタミヤ「1/35 アメリカ海軍 PBR31 Mk.II ピバー」のフィギュアを流用

▲タミヤ「PBRピバー」に付属する立ちポーズのフィギュアを使用。腰と腕の角度変更、PACVの操縦席に自然なポーズで収まるように膝から下をカット。また尻部分も薄く削る

▲立ちポーズのフィギュアを改造。操縦席に仮り組みした総舵手

▲旋回銃座のガンナーは、腕の取り付け位置を変更し、脚を膝下でカットすることで銃座に収められる

▲手元に到着したGoodmoeのレジン製「1/35 ベトナム戦争アメリカ戦車用ソルジャー2体セット」(3687円)
■ジオラマベースの製作 その2
前回、スタイロフォームでベースを製作したその上に、モデリングペーストを盛り付けて河の質感を作っていきます。いつも製作している海のようにモデリングペーストで波のエッジを立てるのではなく、ベースに盛り付けたモデリングペーストの表面を水を含ませた筆でなだらかに整えて、メコン河のウネリを表現。艇体後部は水が波だっている感じで製作しています。

▲スタイロフォームのベースにモデリングペーストを使い河の質感を再現

▲モデリングペーストを盛り付けた後、水を含ませた平筆で表面を均して河の水面らしく仕上げているところ

▲モデリングペーストが乾燥した後、PACVの艇体を乗せてチェック。箱絵に見られるような艇体後部で派手に巻き上がる水煙をどう表現するか…現在悩み中
■次回はフィギュア塗装に注目!
というわけで今回はここまで。いやー、艇体の製作やフィギュアの改造、ベースの製作等々やることが多くて…これが面白いんですけどね。次回はフィギュアの塗装と、さらにPACV本体の完成を目指します。お楽しみに!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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