大手キャリアよりも安くスマホを使える“格安SIM”が、じわじわと広がっています。総務省が9月30日に公表したデータによると、今年の6月末で、MVNO(仮想移動体通信事業者)の契約回線数は1346万件。このうちSIMカード型(いわゆる格安SIM)の契約数は678万件に達したそうです。依然として増加傾向にあり、早ければ来年度中に、格安SIMのユーザー数は1000万人を超えるかもしれませんね。
格安SIMに乗り換えると、データ通信料がぐ〜んと安くなります。使い方や契約するプランにもよりますが、おそらく大手キャリアの1/3〜1/5程度になるでしょう。通話料も「5分かけ放題」といったオプションサービスが広がり、長電話をしなければ、キャリアよりも安く抑えられるようになってきました。利用する回線は大手キャリアのものなので、通信・通話の品質も心配無用。
もはや「乗り換えなきゃ損じゃん!」と思いがちな格安SIMですが、そのサービス内容は、大手キャリアと「まったく同じ」というわけではありません。あくまでも「ほぼ同等」のサービスを利用できるに過ぎません。契約してから後悔しないように、格安SIMのデメリットも知っておきましょう。
【注意1】サポートセンターの電話がつながりにくい