燻製のレシピを探していると、ささみ肉を使ったものがよく出ています。とはいえ、生肉を使う場合はしっかりなかに熱が通るかどうかが心配です。そこで使うのがサラダチキン。これなら加熱調理済みなので、火の通り具合を気にする必要はありません。
鍋に5gのチップを入れ、網をセットしたら、乾燥させたサラダチキンを網に載せます。このままというのも味気ないので、ここでプラックペッパーを両面にふりかけてみました。
あとは、強火で加熱して煙が出たら弱火にし、フタをして10分間加熱。加熱後は保温容器で20分間保温します。
仕上がりを見ると、これがサラダチキンだとは思えないくらいに茶色くつやつやしています。さっそくカットしてみると……なかはしっとりしたままです!
ひと口食べてみると、ブラックペッパーがピリっときいて、ビールか日本酒が飲みたくなる大人の味わいです。サラダチキンの新たな活用法を発見した気がします!
今回は下ごしらえが不要な食材だけを燻製しましたが、慣れてきたら自家製の漬け汁(ソミュール液)を作り、食材に味付けしてから燻製するのもいいでしょう。燻製は自分だけのレシピを追求していくのも楽しみのひとつ。自家製の燻製は、来客にもよろこばれること間違いなしですよ。
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(文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。