酒風呂に自家製炭酸泉!お風呂を「楽しく」する身近な5つのもの

生活小物やお土産として、今も人気のある日本のトラディショナルアイテム「手ぬぐい」。でも、お風呂で使っている人は意外に少ないのではないでしょうか。

手ぬぐいは、体を洗うところから、湯上りに体を拭くところまで、1本だけでお風呂のすべてをまかなえるすごいヤツです(髪の長い方はちょっと難しいかもしれませんが…)。

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まず体を洗ってみれば、平織りの木綿の柔らかさが肌にしっとりと気持ちいい!
洗顔は、優しくなでるように洗うと、軽いピーリング効果が得られて顔がつるっとします。

女性には、顔や髪のパックの時に、熱めに絞った手ぬぐいを上からかぶせることで、より効果を得ている人もいるようです。

そして、ぎゅっと絞るだけでかなり乾くので、髪や体をふくことができます。

何より、この「1本でお風呂を完結させてみる」という挑戦が面白いです。ミッションをコンプリートして、きゅっと絞った手ぬぐいを肩口のあたりに「スッパーン!」と叩きつければ、粋な江戸のオジサンになった気分です。

染物である手ぬぐいは始めは色落ちしますが、使い込んでいくと風合いもよくなっていきます。お気に入りを「育てて」いくのも楽しいですよ!

 

■「柑橘類」でさわやかお風呂

ここからは、お風呂に入れる楽しいもの3連発! 入浴剤を使うのもいいですが、身近なものを入れてみるのも面白いものです。

1つ目は「柑橘類」。爽やかな香りが浴室に満ちて、気分がすっきりします。

例えば、レモン。そのまま入れても、切って浮かべても香りを楽しむことができます。

柚子は、果汁を絞ったり、皮を削いだりお料理に使ったあとものを、布袋や出汁用のパックに入れてお風呂に沈めると、冬らしい素敵なお湯になります。

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もう1つミカンの皮もいい入浴剤になります。ミカンを食べた後の皮を、ざるに並べたり、洗濯ハンガーに吊るしたりして数日間乾燥させましょう。

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雨の日や寒すぎる夜などは家の中に取り込んで。漢方で「陳皮」と呼ばれるものに近いものが作れます。

よく乾かして保存すれば、いつでもミカン風呂を楽しむことができますよ!

 

■「日本酒プラス昆布」で自分しゃぶしゃぶ!

2つ目は、「日本酒プラス昆布」。

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化粧水代わりにも使われる日本酒をお風呂に入れる「酒風呂」はかなりメジャーになりました。

また「昆布風呂」を楽しむ人々も存在します。ヨーロッパにもタラソテラピーなど、海藻を使うエステやスパ文化もありますね。

そこで、日本酒と昆布を一緒に入れてしまうのはいかがでしょうか?

水+昆布+お酒。これは……そう! しゃぶしゃぶだ!!

実際に入ってみると、ぽかぽか感やツルツル感が通常のお風呂より上がっている感じがしました。

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……というか、何より「いま、ワタシ、しゃぶしゃぶになっている!」という気分が楽しい。ほのかなしゃぶしゃぶ香を胸いっぱいに吸い込みながら、存分に吸水した昆布をいじくれば、ちょっとシュールなサムシングを得ることができます。

日本酒風呂は、一升瓶全部投入する猛者もいますが、普通に楽しむなら2合程度でも十分。

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昆布は細かく切ってガーゼやお茶パックなどに包みそのまま入れてもいいのですが、先に鍋でよく煮出して、その煮出し汁と一緒にお風呂に入れると、より昆布だしの香りやヌメりが楽しめます。

 

■「重曹とクエン酸」でしゅわしゅわ風呂

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